新たに2つの「全国統一闘争」を提起
職場・地域から憲法をいかし守ろう住民の生活
自治労連第38回定期大会 8月21~23日 岡山県・岡山市
▲自治労連第38回定期大会には8月20日に行われた補助組織・部会の事前会議を含め、のべ3148人が参加し、女性の代議員比率は26.85%でした。3日間の討論で78人(財政小委員会含む)が発言しました。
「安倍政権による改憲阻止!職場・地域から憲法いかし、住民生活を守ろう」のスローガンを掲げた自治労連第38回定期大会が8月21~23日、岡山市内で開催されました。8月20日の補助組織・部会の事前会議を含め、のべ3148人の参加者で、2016年度運動方針を含むすべての議案が賛成多数で採択・承認されました。
従来のとりくみをこえる大きな運動をすすめよう
執行委員長あいさつ 要旨 自治労連中央執行委員長 猿橋 均
第38回定期大会は、参議院選挙の結果を受け、「戦争する国」「世界で一番、大企業が活躍しやすい国」づくりの継続を許すのか、「国民主権・基本的人権の尊重・平和主義」の3原則を掲げた憲法をいかす国づくりに転換するのか、日本の進路をめぐる大きな転換点のなかで開催されます。
現地歓迎行事 パート1 無形民俗文化財 備中(びっちゅう)神楽
18歳の神楽が元気をくれた
大会初日の昼休みに、国指定重要無形民俗文化財、備中神楽が大会参加者を迎えてくれました。
【全掲載】代議員発言の要旨(敬称略)
青年は体験し知ることで視野が広がる
市江 弥生(青年部)
青年部定期大会の発言では、組織拡大のとりくみが多数あった。青年組合員を増やすのは青年である。青年が学習会の講師を務めるなど、自分たちが知りたいことを伝え合う、青年目線でのとりくみが大切。今年度、青年自治研集会を開催する。必要なものは体験であり、全国のとりくみを知ることで、視野が広がる。ぜひ多くの青年を送り出してほしい。
住民生活を守る運動を継承し発展させよう
総括答弁(要旨) 自治労連書記長 中川 悟
討論には78人が参加。提起した内容とかみ合った議論になり、また方針そのものが歓迎をもって受け止められた。討論の特徴を述べたい。
ようこそ 新たな仲間と歩む
新規加入の8組合
「自治労連第38回定期大会」で、新たに8単組の加入が承認されました。
新たな仲間からは「要求実現にむけて奮闘する」「全国の仲間と連帯していく」「より良い保育を実現したい」「正規化と労働条件を勝ち取る」「思いを共有する仲間とともにたたかう」と、思いのこもった力強い決意が語られました。
新しい仲間を歓迎し、会場は万雷の拍手に包まれました。
シリーズ9 民主主義を取り戻す この歩みを止めない
沖縄の自治を守れ 市民が連帯3000人
沖縄県東村高江(ひがしそんたかえ) ヘリパッド建設を国が強行
▲抗議する人々の背後には機動隊の車両が
世界自然遺産候補・沖縄本島北部の東村~国頭村(くにがみそん)山中に米軍北部訓練場(ジャングル戦闘訓練センター)があります。
核兵器のない世界へ 2016年 原水爆禁止世界大会
第39回 自治体労働者平和のつどい 8月5日 in 広島
原爆投下から71年。原水爆禁止世界大会が広島、長崎で8月2日から9日まで開催されました。
すすむ非正規公共評(21)
署名を力に時間給200円アップ
自治労連千葉県本部 船橋市立時間外保育士労組
▲「保育現場に格差と差別はいりません」と訴える市庁舎前での早朝宣伝
私たちは朝夕の時間外保育時間に勤務している非正規職員(非常勤職員と臨時職員)で組織する船橋市立時間外保育士労組です。
STOP!安倍改憲 シリーズ①
改憲・緊急事態条項は「戦争」と「独裁」への道
このシリーズでは、改憲勢力が衆参両院で憲法改正発議に必要な3分の2の議席を占めるなかで、安倍首相がどのような改憲をすすめようとしているのかねらいを明らかにしていきます。
大阪と愛知で職場職種別交流集会開く
▲前泊教授がリアルな沖縄を語られた
全国自治研を前に、民主的自治体労働者論の実践にむけ、職場について語り合おうと、愛知・大阪で職場・職種別交流集会が行われました。
10月1~2日 第13回地方自治研究全国集会 in 茨城つくば
「つくば」で学ぼう住民本位のまちづくり
▲現地実行委員長 榊原 徹さん
全国の仲間のみなさん、地方自治研究全国集会は、憲法を地方自治とくらしにいかすことを目的に、自治体・公務公共関係労働者だけでなく、住民、業者、議員、学者・研究者などが共同して研究や調査分析を発表し、討論と交流を行って、政策や運動課題を明らかにし展望を示すために開催します。
熊本被災者支援へ――高知自治労連現業支部
現業職場の役割と存在意義を痛感
▲益城町中央小学校での除草作業
高知自治労連現評幹事会ではこの間、現業職場の役割と存在意義を考えるとりくみをすすめています。