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19日行動 市民と野党で戦争法廃止をめざそう

「駆け付け警護」は憲法違反! 南スーダンへ派遣するな!

 119%e8%a1%8c%e5%8b%95%ef%bc%bf201611191月19日、戦争法廃止をもとめる「19日行動」が国会議員会館前で行われ、小雨のなか3800人が参加しました。自治労連からは本部はじめ、埼玉、東京、神奈川から本部や単組・支部計11組織が参加。翌20日には新任務を付与された自衛隊が南スーダンPKOへ派遣されることとなっており、参加者は「南スーダン派兵反対!」「武力行使、絶対反対!」と力強くコールしました。

 国会前行動では、民進・共産・社民の各党の代表があいさつしたほか、連帯アピールとしてTPPや沖縄新基地建設問題、労働法制改悪問題などを訴える団体・個人が発言しました。

 発言では、元米退役軍人らでつくる団体「ベテランズ・フォー・ピース」に所属する元米軍人2人が発言。元海兵隊員でイラク戦争にも従軍し、沖縄にもいた経験をもつマイク・ヘインズ氏(左写真)は「日本は71年間も戦闘を経験していない。みなさんは平和は可能なのだということを世界に示している。どうかみなさん憲法9条を大切に守ってください」と訴えました。

 %e5%85%83%e6%b5%b7%e5%85%b5%e9%9a%8a「安保法制に反対する学者の会」の東大名誉教授の広渡清吾氏は、次期大統領にトランプ氏がなることで日米の軍事協力がすすみ、集団的自衛権の行使の危険がより広がる懸念を述べ、「このような状況で、私たちに求められていることははっきりしている。安倍政権にかわる新しい政権をつくるほか道はない」と訴え「市民と野党の共同行動を全国に大きく強く広げよう」と呼びかけました。

 また、日弁連憲法問題対策本部事務局長の川上詩朗弁護士は「政府は、邦人保護を強調するが南スーダンでは大使館や国連職員が攻撃される事態。日本の大使館員などを退去させれば済む話。『駆け付け警護』の任務を自衛隊に付与する必要性は、政府の論理によっても全くない」「憲法違反の既成事実を積み上げて、憲法秩序を破壊する。日弁連はいまの事態を決して看過することはできない。今後とも安保法制廃止にむけてみなさんと一緒にたたかっていく」と訴えました。  

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