2017年国民春闘スタート
大幅賃上げ安心してくらせる地域を
いきいきと働ける職場へ
▲大企業のビルが建ち並ぶ東京・丸の内をデモ行進する自治労連の仲間
「すべての労働者の賃上げで、景気回復を!」2017年国民春闘が全国各地でスタートしました。東京では、1月19日春闘宣言行動として厚生労働省前要請行動・丸の内デモ行進・経団連包囲行動に、多くの公務・民間の労働組合が参加しました。オフィス街で働く労働者や道行く人たちにアピールし、経団連に対して怒りの声と要求を突きつけました。
地域医療と公立病院の充実を
地域医療と公立病院の充実を求める「いのちと地域を守る学習・意思統一集会」
▲集会には全国から73人が参加。医療の規制緩和を許さず、地域医療を充実させようと意思統一
地域医療と公立病院の充実を求め、自治労連が毎年とりくんでいる学習・意思統一集会と医療関係府省・団体への要請・懇談行動を、1月29~30日に行いました。
青年同士がつながり 震災の経験から学ぶ
その時、労働組合の役割は
近畿ブロック青年部 近畿大作戦IN兵庫
▲交流を深めた近畿ブロック青年部
自治労連近畿ブロック協議会青年部は1月21~22日「近畿大作戦IN兵庫」を開催しました。1日目の全体会・分科会、2日目の各地方企画に、近畿全6地方から96人が参加。青年の関心が高い大震災の経験の話などから自治体労働者の役割を学び、府県を越えて交流しました。
生活改善につながる賃上げを
自治労連2016~17年 要求・職場アンケートより
自治労連の要求・職場アンケートは、自治体・公務公共職場に働く仲間の切実な声を集め、17春闘から始まる賃金・職場要求作りを進めるために全国でとりくまれました。これまで4万6688人(1月現在)から回答が寄せられています。3年連続の賃上げを17春闘につなげ、今度こそ、すべての労働者の賃上げを勝ち取りましょう。
主張 2017国民春闘
「国民・労働者」の要求実現で、政治革新めざす春闘に
1月20日より、通常国会が始まりました。安倍首相は、施政方針演説で、「次の70年に向かって日本をどのようにしていくのか。その案を国民に提示するため、憲法審査会で具体的な議論を深めよう」と、改憲への意欲を露わにしました。憲法審査会に改憲を促す要求をした演説は、「内閣による越権であり、立憲主義にもとる。国会軽視の発言」との批判がなされています。
学童保育の充実に向け
全国の仲間が大奮闘
▲「OSAKA指導員フェス2016」で紙飛行機の完成度を競う一コマ
厚生労働省は昨年度の学童保育(放課後児童クラブ)実施状況の調査結果を1月16日に公表しました。児童数は前年より約6万8000人増の約109万人。新制度実施以降100万人を超えてさらに増え続けていると報告しました。
2017年憲法 キャラバン始動
小さくても輝く自治体
懇談と提案で議論はずむ 愛知県本部
▲刈谷市での懇談の様子
昨年12月から今年の2月にかけて愛知県本部は単組役員とともに「憲法と地方自治に関する首長懇談」にとりくみ、40自治体の訪問を予定しています。
すすむ非正規公共評(26)
「絆(きずな)カフェ」で対話・加入もすすむ
京都府職労連 臨時職員・非常勤嘱託職員
▲「絆カフェ」ではスイーツとコーヒーでリラックス
京都府職労連では、年2回とりくんでいた、「臨時職員・非常勤嘱託職員のつどい」をあらため、2015年2月から「絆カフェ」として毎月1回、定例でとりくんでいます。
各地で深刻化する公務職場の異常超勤
共感を広げ職場改善へ
安倍労働法制の本質を暴く [第2弾]
▲夜遅くまで灯りが灯る庁舎(写真は横浜市役所)
新年号では、「働き方改革」の全容について触れました。安倍政権は残業時間上限規制案を「月最大100時間」と示しました。これでは「過労死合法化」と言わざるを得ません。今号では、各地の調査から、この問題を考えていきたいと思います。
すべての労働者の賃上げ実現を
自治労連第54回 中央委員会 1月26~27日 東京・墨田区
▲春闘にむけた各地方組織・単組のとりくみが旺盛に発言されました
自治労連第54回中央委員会が1月26~27日に東京都・墨田区で開催され、全国から中央委員と傍聴含め、181人が参加しました。初日に大阪・堺市立病院機構労働組合の新規加入が承認されました。
緊急総務省要請を実施
マイナンバー制度施行から1年 強まる監視・管理
自治労連は「マイナンバー問題対策PT」をたち上げ、日弁連情報対策委員会との情報交換なども行い、とりくみをすすめています。引き続き対政府交渉や要請を重ね、政府に実情に即した対応をさせ責任を果たさせていくことを求めていきます。
9条壊すな、共謀罪ヤメロ、原発もオスプレイもいらない
総がかり行動 安倍内閣は退陣を
▲1月20日に行われた国会開会日行動で安倍政権暴走ストップを訴える自治労連
戦争法の廃止を求める総がかり行動実行委員会が呼びかける「安倍政権の暴走止めよう!自衛隊は南スーダンからただちに撤退を!」の国会前行動が1月19日行われ、3000人が集まりました。共同代表の高田健氏は、「今年最初の行動にあたって、安倍内閣を退陣に追い込むために全力をあげよう」と訴えました。
安倍政権NO!+野党共闘☆0114大行進in渋谷
いっしょに変えよう
▲東京・渋谷でのデモ行進
安倍政権NO☆実行委員会主催で「安倍政権の暴走を許すな!野党は共闘!」を訴えるデモ行進が1月14日行われました。デモ出発地点の東京・代々木公園で、首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフ氏が「市民の力で、野党共闘を後押ししよう」と主催者あいさつし、駆けつけた各野党代表者も野党共闘をアピールしました。
今月の連載・シリーズ
第13録
静岡県・浜松市
『おんな城主直虎(なおとら)』の舞台 浜松は魅力満載
〔32〕
Collection32
第63品
大阪・岸和田市職労 山口 恵さん
ホキで栄養補給(ホキュウ)だね