いよいよ参議院選挙 投票に行こう。
政治を変えるチャンスです
▲集会に参加した福島県本部、郡山市職労のみなさん
7月4日公示、21日投票の参議院選挙は政治を変え、私たちの願いが届く国会に変える絶好のチャンスです。投票に行って政治の流れを変えましょう。今号では「即時原発ゼロを実現しよう」「憲法を守りいかそう」「認可保育所を増やせ」など今度の参議院選挙でも争点となる要求でとりくんでいる仲間のたたかいを紹介します。
主張
参院選で国民の願いが届く国会へ
改憲と「構造改革」推進の政治からの転換を
安倍政権が閣議決定した「日本再興戦略」は「世界で一番企業が活躍しやすい国を目指す」としています。労働法制を、首切りがしやすい「多様な正社員」や、「残業代ゼロ」の裁量労働、派遣労働の拡大など全面的に改悪しようとしています。
福島原発事故の収束も原因究明もできないまま「安全が確認された原子力発電所の活用」を掲げるとともに、原発も含めた「インフラシステム輸出」を目指しています。さらに、TPP参加を進めるなど、まさに財界の要望に満額回答した戦略になっています。
全国の仲間が奮闘中
2013夏季闘争で要求実現へ
公務員賃下げ阻止のたたかいは、全国の自治労連の仲間が、職場や地域から怒りを結集し学習や宣伝、各団体へ要請など共同を大きく広げる運動をすすめてきました。こうした運動を通して、賃下げ6月議会上程阻止や、国通りの賃下げ強要の自治体当局提案を許さない、など奮闘しています。今号で京都市職労と長崎市従組や長崎水道労組のたたかいを紹介します。
自治労連が16府省と一斉交渉を実施
厚生労働省/経済産業省
6月4日から7日、16府省と一斉交渉を実施、厚生労働省では生活保護改悪問題、経済産業省では原発問題など中心に、本部役員、地方組織や各分野の現場で働く仲間の代表も参加して切実な現場の要求を訴えました。
参議院選挙7月 国民の願いが届く政治の実現へ
(3)自治労連の要求と各党の態度
憲法・くらし守る政治を
「国民の願いが届く政治の実現へ」シリーズ最後は今月行われる参院選にむけ自治労連の要求と、主な政策や争点などについて各党の態度を紹介しています。これから投票日までの間に「くらしや仕事と政治を語る」学習会や懇談など、投票所にみんなが足を運び、職場に政治の風を吹かせましょう。
給与引き下げ攻撃に立ち向かう
鹿児島・与論町職員組合
住民と地域の発展めざし
鹿児島県最南端の与論町に4月8日、与論町職員組合が誕生し、同時に結成された与論町管理職組合とともに自治労連加入労組としてスタートしました。
おいしい給食に会話もはずむ
愛知 春日井市学校給食会労組
市制70周年記念事業「食育フェスティバル」
春日井市学校給食会労働組合は春日井市内の小中学校などに給食を提供する現・公益財団法人春日井市食育推進給食会の職員でつくる組合です。
春日井市は今年6月1日で市制70周年を迎えるにあたり、さまざまな記念行事を行っています。
春日井市学校給食会労組は、5月3日から6日にかけて市内の少年自然の家で行われた「食育フェスティバル」のコーナーで、普段つくっている小中学校の給食を提供。連休の思い出づくりにと訪れた家族連れを中心に、1日240食の給食を4日間にわたって振る舞いました。
メンタル不調には職場環境の改善が有効
第20回自治労連 労働安全衛生・職業病全国交流集会
職場がチームとして対応を
自治労連は6月1〜2日、「第20回労働安全衛生・職業病全国交流集会」を仙台市内で開催しました。全体で80人が参加、1日目は全体会、2日目は分科会が行われました。
また、「メンタル疾患は病気に合わせた職場環境の改善が有効。異動・昇進は大きなリスク要因、メンタル不調が発生した際は、職場がチームとして対応することが重要だ」と話しました。
参加者からは「人事と産業医の連携したメンタル対策について初めて知った」「職員の立場に立って指導する産業医が必要と思った」などの感想が寄せられました。
▲パワーポイントを用いて被災地自治体職員の労働実態を講演する佐々木道夫産業医
労働法制規制緩和を斬る
(2)労働時間の弾力化
規制改革実施計画には、不払い残業の温床となっている企画業務型裁量労働制やフレックスタイム制を始め労働時間法制について、今秋に労働政策審議会での検討が盛り込まれています。
学んで笑ってパワー炸裂
第33回自治体にはたらく女性の全国交流集会in近畿
「第33回自治体にはたらく女性の全国交流集会」が、6月8〜9日に大阪市で開かれ、のべ750人の参加者が楽しく学び、交流しました。自治労連以外の単組からも多くの参加があり、上部組織の枠を越え女性をつなぐ場となりました。
▲「自治はた」名物、夜の交流会で川柳の優秀作品を発表。これが楽しみで参加する人も
(大阪・ドーンセンター)
▲集会キャラクター「こなモン」
35都道府県から力作143点そろう
第19回自治労連機関紙コンクール
19回目を迎えた自治労連機関紙コンクールは、2013年1月〜4月(新年号を除く)に発行された機関紙・宣伝物を対象にしました。さまざまな厳しい条件のもとで機関紙発行の努力がされています。応募された各組織に対し、あらためて感謝いたします。入賞された各組織のみなさま、おめでとうございます。
▼第1種
〔地方組織〕最優秀賞
『京都自治労連』
(京都自治労連)
▼第2種
〔単組〕最優秀賞
『京都府職新聞』
(京都府職労)
▼第3種
〔支部・分会〕最優秀賞
『湘南支部ニュース』
(神奈川県職労湘南支部)
▼第4種
〔補助組織・部会〕最優秀賞
『わかものがかり』
(広島自治労連青年部)