「育休代替」6人の正規配置が実現
職員増やして、子育て応援
愛媛・新居浜市職労
全国の職場で人員不足、長時間労働、そして過労や病休などが深刻になっており、長時間労働の是正・人員増は、さしせまった課題です。全国の地方組織・単組で予算人員闘争のとりくみが始まっており、長時間労働是正、人員増、育休正規代替、現業採用等を実現させるなど先進的な経験をつくり出しています。愛媛・新居浜市職労は、育休代替の正規職員配置を「すべての職場の願い」としてとりくみ、実現しました。
仲間を増やし力強く夏季闘争へ
安心して働き、くらせる賃金・雇用を
▲パワーポイントで「職場環境と区民サービスの向上につながる」と組合の運動を説明(板橋区職労)
17春闘の賃金引き上げは、民間大手のベースアップが軒並み昨年を大きく下回った一方、中小の引き上げが大手の水準を上回りました。この春闘では非正規職員の雇用と労働条件の改善が課題となっています。最低賃金引き上げ・ディーセントワークの実現は公務と民間労働者共通の課題として力強くすすめられ、新入職員を迎えた組織拡大の運動も各地で前進しています。これから人事院勧告を見据えた各自治体・地方人事委員会への要請や、予算人員闘争にとりくみ、賃金引き上げと人員増を勝ち取るため、夏季闘争に力を結集しましょう。
共謀罪を今すぐ廃案に
労働組合のとりくみも捜査対象に?
▲共謀罪法案の廃案を求める4・6大集会(東京・日比谷野外音楽堂)
現在国会では、「テロ等準備罪法案」(以下、共謀罪法案)が議論されており、治安維持法の現代版ともいわれる共謀罪法案は、地方自治、市民生活、労働組合に大きな影響を与えます。今号では、自治体の活動における共謀罪の問題と、実際に想定されうるケースをあげ、また共謀罪法案のおさえておきたいポイントをまとめて、その危険性を明らかにします。
主張 日本国憲法・地方自治法施行70年
世界に誇る日本国憲法を掲げ平和外交のイニシアティブを
今年の5月3日、日本国憲法と地方自治法が施行されて70年の節目を迎えます。
4.14熊本地震発生から1年
すべての被災者が希望を持てる「人間の復興」めざして
熊本県事務所
▲「メモリアルふっこう集会」には100人以上が参加し、日付を示す〝灯り〟を囲み、地震発生時刻の午後9時26分に黙とうしました
2016年4月14日の熊本地震発生から1年が経過しました。ブルーシートが張られた被災家屋が目立ち、復興はいまだ途上です。震災を風化させず、被災者本位の復興をめざそうと「メモリアルふっこう集会」が開催されるなか、自治労連熊本県事務所に当時をふり返ってもらいました。
すすむ非正規公共評(29)
一年越しで職場復帰を勝ち取る
鹿児島県事務所 たねがしまユニオン
▲2010年、「たねがしまユニオン」結成時の写真
2010年に結成された自治労連種子島地域労働組合、通称「たねがしまユニオン」です。西之表(にしのおもて)市分会では、会議のたびに学習を中心に、要求を出しあい、非正規雇用職員の要望を練り上げてきました。昨年は「全労連わくわく初級講座」を全員で学習して力にしてきました。
長時間労働がもたらす弊害は
許すな 過労死合法化
安倍労働法制の本質を暴く [第5弾]
安倍「働き改革」の柱である残業時間規制について、連合と経団連は3月13日に労使合意しました。4月27日から厚労省労政審議会で法案化への議論が始まるなか、労使合意の内容とともに、改めて長時間労働がもたらす弊害について学びます。
現場の声
公務職場においても異常超勤が顕在化するなかで、春闘アンケートや『自治体の仲間』に寄せられた現場の声。読者の声はお休みします。
8時間労働で人間らしい職場を
▲[中央] 東京・代々木公園で行われた中央メーデーには、公務と民間の労働組合、市民団体から約3万人が集まりました。メーデーの原点「8時間労働制」を確立させようと、こぶしをつきあげました
長時間・過重労働が蔓延し過労死や過労自死、健康被害が広がるなか、人間らしく働き生活できる職場と社会に変えていくことは労働者だけでなく、その家族と地域社会全体の課題です。メーデーでも全国の労働組合が声をあげています。
定数増を実現
仲間が増えて笑顔広がる
滋賀県職
▲滋賀県職守山支部のランチタイム交流会。大きく拡大した給与明細書を示しながら労働時間と基本給、時間外手当等の見方を解説
今月の連載・シリーズ
第16録
〔35〕
山口・防府市職労 大庭(おおば)健太郎(けんたろう)さん
Collection35
第66品
静岡・浜松市職 宮下 早紀子さん
情熱燃やし(モヤシ)、活を(カツオ)入れる!