住民のためにいい仕事がしたい
発揮しよう社会保障を守る自治体の役割
自治労連第20回社会保障集会 in 滋賀を開催
▲社会保障集会に全国から115人が参加しました。
写真中央は全体会で講演する伊藤周平氏
自治労連は6月17~18日にかけて滋賀県大津市で第20回社会保障集会を開催しました。この集会は「一億総活躍社会」を標榜しながら、憲法第25条を軽んじる安倍政権に対し、社会保障闘争を地域・職場から推進しようと開催されたものです。記念講演では鹿児島大学伊藤周平教授が、今行われている社会保障改革は「日本国憲法第25条1項に規定する生存権を空洞化する政策であり、これにより貧困や格差が今以上に拡大することは必至である」と安倍政権の社会保障改悪を批判し、社会保障の再構築に向けた対案を政策として共有することを訴えました。
自民・公明・維新が賛成 共謀罪法案を強行採決
政治の私物化は許されない 安倍独裁政治にNO
共謀罪廃止に全力を
▲安倍政権の暴挙に国会前での抗議行動は静まりません(6月19日総がかり行動)
慎重審議と廃案を求める国民の声を無視し、6月15日早朝、自民・公明与党と維新の賛成で組織犯罪処罰法の一部改悪が、強行採決されました。犯罪の計画・準備段階で処罰可能とする「共謀罪(テロ等準備罪)」が新設され、国民の内心の自由を脅かし、モノ言えぬ社会にすると、国内外からの批判が高まっています。
自治体労働者と共謀罪
日本国憲法の精神に沿った公務の遂行を
自治労連事務局弁護団 毛利(もおり) 崇(そお)弁護士(京都南法律事務所)に聞く
犯罪処罰の原則は、侵害行為を行った者を処罰するという考え方(行為主義)です。
最賃 民間 公務 賃上げを
17人事院勧告に向け切実な要求つきつけよう
▲要請書を手渡す関東甲越ブロックの荻原淳議長(左)
自治労連関東甲越ブロック協議会は、6月5日に人事院関東事務局へ要請行動を行いました。
自治労連が15府省庁と交渉実施
▲総務省交渉には、京都、岡山、愛媛、都市職・町村職部会の代表者が参加
自治労連は国民的な課題や自治体・公務職場などで起きている問題や実態を各省庁に伝え、施策・予算に反映させることを目的に、今年も6月5~9日にかけて府省庁交渉を実施し、交渉には地方組織・単組の仲間がのべ87人が参加しました。
主張 2017夏季闘争
公務員賃金、最賃、公契約の改善で地域活性化
安倍政権が異常な金融緩和や財政出動、成長戦略を推しすすめてきた結果、大企業は史上空前の内部留保を増やす一方で、日本経済は縮小、個人消費支出も連続して減るなど、労働者・国民のくらしは苦しくなり、地域経済も疲弊しています。
他県への人材流出を懸念
地域活性化は賃上げから
島根 憲法キャラバン
▲行われた大田市との懇談(5月24日)
全国各地ではじまった憲法キャラバン。島根県事務所は、5月22~31日に、県労連、建交労県本部とともに、県と8市11町村すべてを訪問。安心して住み続けられる地域づくり、職員の賃金引き上げ、共謀罪などを中心に懇談しました。
玄海原発を視察
原発依存から脱却めざす
立地自治体・地元団体・住民と懇談
▲防災地図を示し、避難計画を解説する唐津市総務部副部長
佐賀県玄海町に立地する玄海原発3・4号基の再稼働が迫るなか、自治労連は、原発立地自治体とその周辺自治体の行政、地域経済、住民生活におよぼす影響や問題点を調査するために、6月22~23日、玄海原発を視察し、玄海町役場と地元経済団体、唐津市役所などを訪問し、懇談しました。
すすむ非正規公共評(31)
市長と直接交渉し、3年連続の賃上げ
静岡自治労連 サンライズ労働組合
▲2016年の福井祐輔・下田市長との団体交渉
下田市の臨時職員でつくるサンライズ労働組合は、2007年に結成し、11年のゴミ収集部門の民間委託化にともなう臨時職員の雇い止め撤回、15年には学校給食の民間委託撤回を市民運動とともにたたかってきました。
全国ですすむ職場訪問
予算人員増実現待ったなし
▲教育委員会放課後対策課の職員と対話する広島自治労連・大内理枝書記長
長時間労働の実態調査とともに予算人員増を勝ち取るため提起された職場訪問が全国各地ですすんでいます。その様子を取り上げます。
家族と自分の時間を犠牲にする働き方にSTOP
第22回 自治労連 労働安全衛生・職業病全国交流集会
▲過労死を考える家族の会・寺西笑子氏の話に涙ぐむ参加者も
自治労連は、長時間労働の是正と労働者の「いのちと健康を守ること」を目的に、2年に1度全国交流集会を開催しています。今年は6月3~4日、静岡県静岡市で開催。全国のとりくみの交流と、産業医・阿部眞雄氏による「長時間過密労働がいかに健康を害するか」の記念講演があり、2日目は各テーマに分かれ学び合いました。労働安全衛生活動の重要性と組合の役割を考えます。
学びとつながりを力に、全国の元気を職場へ
第5回青年自治研集会 in 神奈川
▲元気に仕事を語り合った充実の2日間
青年が学びつながる場としてはじまった青年自治研集会は今年で5回目。集会は、6月10~11日にかけて神奈川県三浦市で開催し、「住民のための仕事とは何なのか」を全国のとりくみに照らしながら、学び合いました。
今月の連載・シリーズ
第18録
愛媛県内子町 内子座
木蝋が育んだ江戸・明治の風情ある町並み
〔37〕
愛知・名古屋市職労 國松(くにまつ) 朋彦(ともひこ)さん
正確なアプローチでナイスオン
Collection37
第68品
山口・下松市職労 原田 しのぶさん
うまい肉じゃがは、こっちじゃん