住民、職員、家族みんなの顔が見えるまち
住み続けられる地域を未来へ
鹿児島・与論町職
▲(上左)環境課の光俊樹さん、(上中)山下高明さんは、毎年3月に開催されるヨロンマラソンの事務局も担当、(上右)26歳で入職、現在16年目の堀田副委員長、(下右)町の花ハイビスカス
押し寄せる急速な少子高齢化の波は、全国の自治体に大きな影響を及ぼしています。人口5300人ほどの鹿児島県最南端の島、与論町は、高齢者が多く、若者も高校卒業後の進学・就職による離島は避けられません。町の独自試算でも2060年には2500人に半減。与論町は、自治体をあげて人口減少抑制、地域経済振興と環境保存に奮闘しています。
特集 最前線の仕事
水があるあたり前のくらしを守る
「地域住民のための公営企業」これが私たちの仕事です
▲災害時には全国の水道事業体から応急給水に駆け付けます
蛇口をひねれば出る水道、どこかで浄化される汚水、豪雨から住民の財産を守る下水道、スイッチを押せば電気が…。普段のあたり前の生活になくてはならないライフラインを公営で守っているのは、憲法に保障された生存権に直結する事業だからです。公企評と組合員は各地でライフラインを守る先頭に立っています。
技術・技能の継承が必要
名古屋 水道労組
▲公企評事務局次長・名古屋水道労働組合執行委員 神谷塁さん
名水労は大量退職が始まる2000年頃から「将来体制を考える委員会」を立ち上げ、自ら効率化をめざし直営を守る方針をたて、施設統合を含む合理化を組合から要求し、新規採用を続けてきました。その時に採用された職員も業務の中心を担い、3つの浄水場を直営で運営するなか、再び採用が止まりました。
新年を迎えて
憲法を語り、勇気を持って大きな転換の年に
自治労連中央執行委員長 猿橋 均
あけましておめでとうございます。
昨年は、安倍政権の強引な姿勢と国政の私物化への怒りがまきおこり、「市民と野党の共闘」が、紆余曲折はありつつも粘り強く発展し、政治のあり方を変える展望をつないできた1年でした。また、労働者の命を奪うあまりにもひどい「働かせ方」や、非正規という不安定・劣悪な労働条件が社会問題となり、労働組合の役割への期待が広がっています。
沖縄に基地を押し付けるな
民意にもとづく地方自治を守ろう
オスプレイ配備NO!米軍機は飛行停止を
▲名護市21世紀の森屋内運動場で行われた「欠陥機オスプレイ墜落から1年!抗議集会」に県内各地の島ぐるみ会議代表や国会議員などが登壇し、抗議の声をあげました
沖縄県名護市海岸で起こった米軍輸送機オスプレイ墜落事故から昨年12月で1年が経ちました。今あらたに県内の保育園・小学校で米軍ヘリ部品の落下事故も相次ぎ、沖縄県民は不安に陥っています。基地をめぐる現状と、今年2月4日投開票の名護市長選挙の重要性を考えます。
シリーズ7 いちから学ぶ仕事と権利
雇止め、処遇引き下げ許すな
会計年度任用職員制度を学ぶ
▲11月26日、埼玉県非正規公共評で行われた学習会
会計年度任用職員制度への関心が高まるなか、埼玉県非正規公共評の学習会で組合員から出た具体的な質疑をケースに学びます。
すすむ非正規公共評(37)
子どもたちが安心して生活できる場所を
山口自治労連 光サンホーム労働組合
▲団体交渉を終えた光サンホーム労組の仲間
サンホームは、山口県光市教育委員会が運営する放課後児童クラブの通称です。2014年に「安心して働き続けられるように」と、光市留守家庭児童教室労働組合(光サンホーム労組)を結成。この間のとりくみを紹介します。
12月はクリパでワイワイ
組合事務所をカフェ化みんなの居場所づくり
和歌山 御坊(ごぼう)市職労
組合事務所をカフェ風に改修した御坊市職労。今回はそのとりくみについて聞きました。
「ゴシロウアン」知恵を共有
快適な職場環境にむけて
▲埼玉県戸田市で労安研修会
「ゴシロウアン」。正式名は「5市労働安全衛生活動研修会」。1991年8月に埼玉・戸田市職労、千葉・船橋市職労、神奈川・鎌倉市職労、静岡・浜松市職の4つの組合により始まり、その後、千葉・浦安市職が加わり「労安活動」を前進させるための活動交流を行っています。昨年11月25日には、戸田市内で20回目となる研修会を開催しました。
アベ9条改憲NO!
共同広げ昼休み署名行動 毎週火曜日は3000万人署名宣伝行動日
広島自治労連&広島市職労
広島自治労連と広島市職労は、市内の労組、民主団体などとともに「安倍9条改憲NO 3000万人署名」の宣伝行動に、12月から毎週火曜日の昼休み、市庁舎前でとりくんでいます。
今月の連載・シリーズ
1冊目
作・絵 原ゆたか
ポプラ社(2017年11月刊) 定価:900+税
第23録
〔42〕
Collection42
第73品
愛媛・松山市職 戸田 克江さん
食べてニッコリ ホッコリ ブロッコリー