共同の力で、職場・地域から憲法をいかし守ろう
自治労連第35回定期大会 千葉県・千葉市 8月25日~27日
「共同の力で、職場・地域から憲法をいかし守ろう」のスローガンを掲げた自治労連第35回定期大会が8月25日~27日、千葉市内で開催されました。大会は24日の補助組織・部会の事前会議を含め、約3400人が参加し、本大会女性代議員の参加比率は前回を上回る25・35%でした。討論は3日間で67人が発言し、方針を積極的に補強し、豊かなものにする立場からの発言が相次ぎました。最終日は2013年度運動方針をはじめ全議案が圧倒的多数の賛成で採択・承認され、新たな執行部を選出しました。
憲法をいかし住民生活を守る運動を職場と地域の力と知恵でさらに発展させよう
執行委員長あいさつ[要旨] 自治労連中央執行委員長 野村 幸裕
代議員、傍聴のみなさんの奮闘と送り出して頂いた職場のみなさまに感謝申しあげます。今大会は四半世紀の自治労連運動の実践と成果をふまえ、憲法をいかし、震災復興、安全・安心な地域づくりに向け地域に出る運動の意思統一の場です。
代議員の発言要旨【全掲載】(敬称略)
賃金の大幅改悪に反対 150人超が組合加入
遠藤 義仁(静岡)
2011年度に行政管理部長が行政職2・3級を大幅改悪する行政職給料表第1次当局提案を示した。昨年11月末からの本庁執行委員会では、2・3級職員の過半数を組合に組織し、反対の意思を示さなくては、改悪をはね返すことはできないと意思統一し、職場オルグと加入の呼びかけを行った。このとりくみで150人を超える行政職が組合に加入した。
「自治労連の特別の任務」果たすたたかいに全力を
総括答弁 書記長 猿橋 均
本大会代議員の女性比率は25.35%で昨年大会を上回り、地方組織の努力で前進ができた。討論は全体で67人が参加し、現在も継続する地方への賃下げ強制とのたたかいで企業内闘争とせず地域に出て共同を広げ、全国・地方統一闘争をすすめたことで自治労連の運動への確信と求心力が高まり、例年を上回る組織拡大で新たな活気を生み出していることが確認された。
歓迎します。自治労連の新しい仲間
たたかう決意にかがやく笑顔 新規加入承認された8組合
「自治労連第35回定期大会」において、新たに8組合の加入が承認されました。仕事に誇りを持ち、たたかう決意をした新しい仲間たち。その輝く笑顔は自治労連の力です。
オスプレイ 配備撤回までたたかう
ヘリ墜落に怒りの集会 沖縄・宜野座村
▲8月22日、1000人が集まった宜野座村民集会(宜野座ドーム)
8月5日に米軍救難ヘリHH60が宜野座村に墜落しました。墜落事故に対する怒り、オスプレイ配備や低空飛行訓練中止・撤回、米軍基地撤去を求める声が全国で広がっています。沖縄米軍ヘリ墜落に抗議する宜野座村民大会と山口県岩国市でのオスプレイ追加配備抗議の市民大集会を紹介します。
核兵器廃絶へ願かけ 反核へんろ
四国ブロック青年部
▲猛暑のなか、反核へんろに参加した四国ブロックの仲間(徳島・東林院)
自治労連四国ブロック青年部は「反核へんろ四国コース」を猛暑のなか実施しました。へんろ装束と「欲しがりません核だけは」などのゼッケンをつけて歩き、お遍路さんなどにアピール、「核兵器廃絶」の署名活動も行いました。
仲間を増やし、人間らしい働き方を岡山から実現しよう
関連評議会第2回総会 岡山県本部
▲「決意も新たに」自治労連岡山県本部非正規・公務公共関係評議会のみなさん
岡山県本部関連評議会は、8月10日に第2回総会を開催しました。
自治労連非正規・公共評の大場みゆき議長から「人間らしく当たり前の働き方を岡山から実現しよう」と、全国的なたたかいの報告とともに岡山へ激励が送られました。
吹き飛ばせ!子育て「新制度」
公的保育制度の解体許さない
第45回 全国保育団体合同研究集会 in 神奈川
▲文化企画では、プロ奏者の友野龍士さんと全国の太鼓仲間570人が130台の和太鼓で共演しました
「第45回全国保育団体合同研究集会」が8月10日~12日、横浜市内で開催され、参加者は3日間で1万人を超えました。現行の公的保育制度を解体し、子育てを市場原理に委ねる「子ども・子育て支援新制度(以下、「新制度)」という迫りくる暗雲を吹き飛ばす、元気が出る集会となりました。
核なき世界へ 平和の願い 引き継ぐ未来
▲閉会総会で「被爆者の願いを2015年NPT再検討会議に届けていく」と決意表明する岡﨑加奈子・自治労連青年部書記長(中央)
広島、長崎への原爆投下から68年。多くの被爆者が自らの苦しみを通じて核兵器の残虐性と「核兵器のない世界」を訴え、多くの国民とともに核兵器廃絶を求める世論と運動を世界へ広げてきました。8月7日~9日に開催された「原水爆禁止2013年世界大会・長崎大会」には世界各国、全国各地から8000人が参加しました。