職場復帰時の不安 仲間と語って解消
産休育休者懇談会 愛媛・新居浜市職労
▲育休者5人と子ども6人、職場の世話人も含めて26人が参加しました
愛媛・新居浜市職労の婦人部は9月20日に「産休育休者懇談会」を開催しました。「産休育休者懇談会」は、産休育休中に職員の子育て環境や子育て制度が次々と変わるなか「制度を知らせて、スムーズな職場復帰の応援をしよう」と例年行われています。職場復帰した先輩組合員から「仕事と子育ての工夫や苦労話」を伝え、「部分休業のとり方」などを説明しながら、意見交流をしてきました。
子育て不安に応える
懇談会では婦人部が長年要求し続けてきた「育児休業の正規配置」が着実にすすみ、「子の看護休暇」の人数制限の撤廃など子育て支援制度が前進してきていることを報告。また、「育児休業」制度の変更点と「休業手当金」の請求、保育所入所手続きの注意点を丁寧に説明しました。
参加者からは、「復帰にあたって不安なことを直接先輩職員に相談できて、有意義な時間になった」「育休や部分休業などは権利ですが、休むことに心苦しく感じる方も多くいて、やはり人員確保が切実だと感じた」「ふだんは子どもと2人だけで不安になるときもあるが、仲間がいて心強い。ありがとう」と好評です。
懇談を重ねてより良い職場へ
新居浜市職労では、婦人部年代別懇談会、全職場懇談会などを6月~10月に30回程度実施し、職場環境の改善をすすめてきましたが、抜本的な人員増には至っていません。引き続き、職場の声を聞きながら、より良い職場づくりにとりくんでいきます。