2020年4月号 Vol.557 子どもたちの安全を最優先に 新型コロナで職場・地域は今
機関紙『自治体の仲間』
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新型コロナウイルス感染症への対策として行われた一斉休校により、千葉市内の学童保育の現場では対応に苦慮しながらも、子どもたちの安全・安心のために奮闘しています。現場からの声と、千葉市学童保育指導員労働組合のとりくみを紹介します(3月25日取材)。
4月から全国の職場には新しい仲間がやってきます。各地で説明会や歓迎会が行われ、今年は自治労連30周年事業「青プロ」も行われます。自治労連の仲間になって、全国の仲間と先輩とともに働き、学びながら、住民のためにがんばりましょう。
東京・多摩市職青年部は昨年結成後、初めての新入組合員を迎えます。仕事と労働組合の魅力を全国の新しい仲間に伝えます。
自治労連では新型コロナ対応に関連した職場や職員の声、地域住民の状況、単組のとりくみなどを「現場レポート」として集め、全国の仲間を励ましながら発信しています。現場からのレポートの一部を紹介します。
岩手自治労連の各単組では、3月12日に全国統一行動として早朝宣伝を行いました。生活改善につながる賃上げの実現、職場で深刻な問題となっている人員確保と長時間労働の是正、そして会計年度任用職員制度の4月施行にともなう均等待遇・処遇改善を職員に訴えました。
自治労連愛知県本部では、最低賃金の大幅引き上げを求めるとりくみを20国民春闘の柱として位置付けて、愛労連(愛知県労働組合総連合)主催の「最低賃金生活体験」に青年を中心に122人が参加しました。
自治労連は、3月11日に総務省との交渉を実施しました。
自治体・公務公共関係の職場では、新型コロナウイルスから住民のいのちと生活を守る懸命の対応が続いています。
東日本大震災と原発事故から9年目を迎えた岩手と福島の仲間から被災地の様子と声を届けます。
さぬき市民病院をはじめ香川県内4つの病院が国から再編を名指しされるなか、さぬき市民病院労組は、自治労連香川県事務所や社保協、地域住民とともに主催する「地域医療と公立・公的病院を守る学習会」に参加しながら、国の病院再編撤回を求める署名活動にとりくみました。
自治労連は、全国から集まった現業署名2万6891筆の現業署名を、3月5日に総務省へ提出しました。
大阪自治労連は、会計年度任用職員制度の施行に向けて各単組で2年近く労使交渉を重ね、到達点や問題点などの情報を共有してきました。
みなさんが働き続ける上で、「自治体の役割を知ること」「賃金・労働条件の基本知識を持つこと」「労働組合の活動の意義を理解すること」はとても大切です。住民のためにより良い仕事をするには、教育学習活動が大きな力になります。
先輩からのメッセージ おきプロ2009 全国実行委員長 澤田香織さん[東京・世田谷区職労]、自治労連運動のバトンつなぐ「青プロ」へ
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