目で、耳で、肌で感じた被災地の今とこれから
第30回自治体にはたらく青年のつどいin岩手
震災の記憶を胸に自治体職員は奮闘
▲大船渡市職の新沼優書記次長は震災当時から現在まで最前線で仕事をしています。その思いを熱く語ってくれました
岩手・大船渡市で5月25日〜26日に行なわれた「自治体にはたらく青年のつどい」には、全国から120人を超える青年が参加しました。フィールドワークや講演などを通して被災地の現状と課題について学習しました。マスコミでは知ることのできない被災地の現状を見て、そこで働く自治体職員や住民の願いを直接聞くなど、青年たちは自治体職員としての“誇り”を学びました。
主張
国民の所得を増やして真の景気回復を
最低賃金アップで全労働者の生活改善を
アベノミクスによる「異次元の金融緩和」は、急激な円安・株高をもたらし、海外ファンドや輸出大企業に大きな利益をもたらしています。一方、中小企業や農・漁業は、燃料や原材料費の上昇などにより窮地に陥っています。また、政府による報酬引き上げ要請は、一部大企業が一時金を増額した程度に留まり、多くの労働者の賃金は低迷したままです。
最低賃金大幅引き上げと雇用安定こそ
「デフレ脱却」の確かな道
5・28中央行動
国民に負担押しつけるアベノミクスに怒り
5・28中央行動は、早朝より霞が関前宣伝、厚労省・人事院前要求行動、総務省前要求行動、日比谷公会堂での中央総決起集会、署名提出行動、国会請願デモ、国会議員要請行動など終日にわたって全国から自治労連の仲間200人(全体で1000人)が参加しました。
なくせ官製ワーキングプア
雇用、待遇改善求め国会へ請願署名 5・29
自治労連は「いっせい雇い止め阻止!誇りと怒りの大運動『国会請願署名』提出行動5・29院内集会」を開催しました。
集会でははじめに野村幸裕委員長が「現時点で6万3000筆の署名が寄せられた。引き続き非正規と正規が一緒に運動していくことが重要。展望を拓く集会にしよう」とあいさつ。生協労連から連帯あいさつの後、日本共産党・山下芳生参議院議員から地方自治体の正規・非正規職員の均等待遇を求めて野党6党で地方自治法改正案を5月28日に共同提出した報告がありました。
公務員賃金引き下げやめよ
賃下げ阻止へ各地で奮闘つづく
粘り強い交渉で市長「実施しない」
茨城・常総市職労
▲5・28中央行動の総務省前で賃下げ阻止のたたかいを報告する常総市職労の濱野真書記長
常総市職労では、高杉徹市長に対し、ラスパイレス指数の問題点や民間・地域経済に与える影響などを丁寧に説明し、粘り強く交渉を行った結果、市長から直接、「7.8%賃金削減は実施しないと腹をくくった」との回答を得ました。
現在は、賃下げ阻止をより確実なものにするために、すべての議員に対し、「市議会の定例議会にあたっての協力要請書」を届け、私たちの主張への理解と協力を要請する行動にとりくんでいます。
公共の利益担う現業に誇り
第15回現業評全国学習交流集会in北九州
ライフライン守る役割に確信
憲法守るたたかいの先頭に
自治労連現業評議会は、5月25日〜26日、福岡県北九州市において、「改憲策動が何を狙っているのかを明らかにし、憲法守るたたかいの先頭に!!」をテーマに、「第15回現業評全国学習交流集会」を開催しました。集会へは全国から202人の参加がありました。
参議院選挙7月 国民の願いが届く政治の実現へ
(2)憲法96条改憲許すな
「9条改悪」と「国民主権の制限」がねらい
“変えてはいけない”憲法96条
発議要件を過半数の賛成に緩和
自民党は、憲法96条が規程する憲法改正の発議要件を両院議員の3分の2から過半数に変更し、憲法を変えやすくしようとしています。自民党の石破茂幹事長は、96条改憲の国民投票の際には、「9条改正があることを念頭に」と言っており、憲法9条を変えることがねらいです。
衆議院憲法審査会で、各党の考え方が示され、安倍首相が主導する96条の先行改正を支持したのは自民党、日本維新の会、みんなの党でした。公明党と民主党は党内で意見が分かれており慎重姿勢をとっています。日本共産党と生活の党は憲法の根幹にかかわるものとして96条改憲に反対を表明しています。
列島つらぬく憲法キャラバン
みえ自治労連
首長への事前アンケート
「96条改定すべき」はゼロ
公務員賃下げストップの要請も
三重県での第6回憲法キャラバンは、5月29日から1週間で29市町と全自治体を訪問。憲法13条(幸福追求権)、25条(生存権保障)を具体化した「防災・原発・TPP」と96条(改憲手続き)についての首長アンケート結果をもとに懇談しました。また、公務員賃下げストップの要請も行いました。
要求前進で組合加入へ
立ち上がる非正規の仲間たち
愛媛県本部
愛媛県本部は、非正規・公共の仲間の要求前進と組合加入を広げています。
自治体一般西条支部は、年末交渉での休暇改善をしゃべり場で知らせ、非正規調理員などの組合加入に結びつけました。今治市職は、臨時保育士の6年雇用期限を3年嘱託雇用で延長させ、しゃべり場や保育所訪問をコツコツ重ねたことが組合加入につながりました。伊予市職労は、今年度から臨時職員の雇用中断をなくしました。宇和島市職は、6月から嘱託職員の報酬月額に経験年数加算を実現しています。
あらゆる憲法改悪を許さない
5・3憲法集会2013 東京・日比谷公会堂
憲法記念日の5月3日、全国各地で「憲法を守り、いかそう」と、さまざまな集会がとりくまれるなか、東京では「5・3憲法集会2013」が日比谷公会堂で開催されました。
「許すな!憲法改悪・市民連絡会」の高田健さんの主催者あいさつ後、環境ジャーナリストのアイリーン・美緒子・スミスさんがスピーチ。「平和と民主主義は、働きかけ続けなければ終わってしまうもの。心で思っているだけでは変わらない。外に出ていろいろな人たちと話し合おう」と呼びかけました。
Peace Action
NPT再検討会議第2回準備委員会/2013年国民平和大行進
各地で核兵器廃絶を訴えるさまざまなとりくみが展開されています。「反核・平和」を願う声・運動をさらに広げていきましょう。
核兵器禁止条約の締結を
NPT再検討会議第2回準備委員会
スイス・ジュネーブ国連欧州本部で、4月22日から開催されたNPT再検討会議第2回準備委員会に、要請団として自治労連の岡崎加奈子執行委員が参加しました。
Welcome! 新しい仲間たち
自治労連第47回中央委員会 大阪市・シティプラザ大阪
職場の怒りを糧にたたかいを
▲中央委員会では新たに9組合の加入が承認されました
自治労連は、5月17日〜18日に大阪市内で「第47回中央委員会」を開催しました。2013国民春闘の到達点と課題をふまえ、夏季闘争に向けた方針案を提案、それを受けて積極的な発言や討論が行われました。猿橋均書記長は「現政権が国民・労働者に何をもたらすかを私たちが明らかにし、夏の都議選・参院選で前進的な局面を切り開こう」と呼びかけました。
今月の連載・シリーズ
第151湯
(153)
第134館
第23品
広島市職労 山脇 慶子さん
新たなおいしさをまねきます