[秋のたたかい全集中] 地域に踏み出し呼びかけ「人手が足りない」「配置基準引き上げて」
保育アクション2020
▲愛知県本部保育部会から10人が参加しました
例年11月3日に東京・日比谷野外音楽堂で開催していた保育大集会とパレードは中止となり、かわってスタンディングや街頭署名など、地域住民に見える行動として「保育アクション2020」が呼びかけられました。愛知と大阪の仲間のとりくみや翌4日の国会議員要請行動を紹介します。
自治労連愛知県本部の保育所部会は、名古屋市内で「子どものための予算を大幅に増やし国の責任で安全・安心な保育・学童保育の実現を求める請願書」への署名を訴える宣伝にとりくみました。
宣伝1時間で106筆を集めました。署名を通して「もうすぐ子どもが生まれるので書きます」「うちはみんな保育園にお世話になりました。がんばって」「福祉にお金使っていないもんね。政権を変えないとね」など住民や保護者からも声をかけられました。
参加した仲間からは「署名ボードを持って呼びかけていると、わざわざ寄って来てくれる住民がとても多かった」「やっぱり、職場や保護者だけでなく、地域に足を踏み出して、住民に知らせるとりくみが大事」と感想が寄せられました。
省庁懇談・議員要請に「私たちの願い」届ける
翌4日、省庁懇談と国会議員要請行動も行われ、全国から代表者が参加し、保育士配置基準引き上げなどを訴えました。
大阪の代表団からは保育・学童関係5団体で緊急にとりくんだ「私たちの願い」一筆集が紹介され、職員や保護者などから集めた保育版30冊分・学童版10冊分を省庁懇談と議員要請に持参し、切実な要求を訴えました。
▲議員要請に一筆集を持参した大阪代表団