Collection78 原料植物を無農薬で栽培 地域の魅力を発信中
2021年4月号 Vol.569
「八八(はちはち)」のはちみつ
原料植物を無農薬で栽培 地域の魅力を発信中
千葉県大網白里市
▲4月下旬から出荷される「さくら」(100g1,080円)(左)。
巣箱の内部を検査する佐久間さん。ソーラーパネルを設置し、蜜源となるクローバー等を栽培(右)
野菜や果物の約7割は、蜂などの花粉を運ぶ生き物のおかげで育ちます。この蜂が、実は年々減っています。地球温暖化や農薬の大量散布が原因と言われています。
そんな状況を変えようと、「ミツバチ、人、自然に優しく」をビジョンにかかげ、はちみつを作っているのが、若き養蜂家・佐久間千晴さんが代表をつとめる「八八」です。
はちみつの原料となる植物を無農薬で栽培し、自然豊かな環境づくりをすすめつつ、地域の風土に根差したはちみつを作ることで、地域の魅力を発掘し発信しています。
「八八」のはちみつは、本来の風味や栄養を損なわない非加熱・無添加製法の「生はちみつ」。4月下旬から出荷される「さくら」は、桜のほのかな香りとすっきりとした甘みが特徴。穏やかな春の日のようなやさしい味がします。
5月には店舗がオープンします。オンラインショップもありますので、詳しくはホームページをご覧ください。
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(j.nakama@jichiroren.jp 件名に「まちコレ」を)