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雇い止め許さず労働条件改善を

埼玉県本部非正規公共協議会

▲互いに職場のことや労働条件を報告し合う会計年度任員職員の仲間

今年4月、会計年度任用職員制度が導入されて初めての任用更新時に「仕事のすすめ方で意見が合わなかった」と人事評価を利用した恣意的な雇い止めが複数起きました。

自治労連埼玉県本部は人事評価を口実とした雇い止めを許さないため、研究会を今年4月から7月にかけて開催。問題提起をするための「会計年度任用職員の人事評価制度に関する自治労連埼玉県本部の提言」と評価表を作成しました。

提言をもとに人事評価の本質的な問題点をはじめ、現場の声などを人事当局や正規職員に伝え、会計年度任用職員の権利や働く誇りを示してきました。

労働条件互いに報告「単組訪問交流会」

賃金労働条件の改善について、労働者自らが考えていこうとの趣旨で複数単組の会計年度任用職員と単組役員が集まる「単組訪問交流会」を7月から始めました。そこで自分たちの労働条件を報告し合い、前進した面と今後の課題がわかるようになりました。

ある交流会で国のパート職員を兼務している参加者が「国からは勤勉手当をもらっているのに、市からはなぜ出ないのか」と発言すると「え、そうなの」「差別されているのね」と話題になりました。

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