力合わせ、夏季闘争を勝利しよう 正規も非正規もすべての労働者の賃金引き上げへ
かごしま自治労連
▲賃金引き上げを求めるかごしま公共一般労組ヘルパー分会(右)
政府が打ち出した「ケア労働者」処遇改善事業(保育士、児童クラブ支援員、病院職員、介護士などの賃上げ)を追い風に、各地で賃金引き上げを実現しています。
かごしま自治労連の各単組でも急ピッチでとりくみ、チラシをつくって職場に配布し、団体交渉をすすめてきました。
その結果、かごしま公務公共一般労組ヘルパー分会では、障害者施設の法人事業所で、補助金の対象でない労働者も含めてすべての労働者の賃上げを実現しました。正規職員と月160時間以上の嘱託・非常勤職員は、月額5000円。月160時間未満でも社会保険加入者は月額4200円、未加入者は3400円の賃上げとなりました。
与論町では、与論島内の町立3園すべての保育士について、従来の調整率3%を引き上げて5%とし、正規も会計年度任用職員も賃金引き上げを実現しました。
かごしま自治労連は、「ケア労働者だけでなく、すべての労働者の賃金引き上げを」と、10月からのケア労働者処遇改善の交付税措置化や、時給最低賃金の改定に向けて、職場と地域から夏季闘争を展開していきます。