すすむ非正規公共89 訪ねて学習、集まって元気に
自治労連埼玉県本部 非正規雇用・公務公共関係労働組合協議会
▲オンライン含め40人以上が参加した「学べ!つながれ!2022元気集会」
自治労連埼玉県本部の非正規雇用・公務公共関係労働組合協議会(以下、非正規公共協)では、非正規をとりまく学習や交流をすすめています。学習会などを重ねるなかで「同じ仕事をしているのにこんなにも格差があるのか」「委託先などで低い労働条件で働いている仲間がいることに納得できない」といった気持ちが募ってきました。
とくに会計年度任用職員は制度が始まり、フタを開けてみると自治体間、職種間の格差や不合理なことがおきていることも見えてきました。そこでこの間、県内各地に出向き「知って得する学習交流会」を開催。会計年度任用職員の雇用条件や他の自治体の状況を学びました。昨年度も県内3カ所で開催しており、今年度は8月21日に所沢市の仲間を訪問して学習を実施。今年度はあと2カ所で開催する予定です。
また、委託・指定管理の公共分野でも「自分たちの事業所の就業規則がどうなっているのか」など、就業規則の確認の仕方や問題などを学習してきました。
そして、非正規公共協は毎年自治研集会の位置付けでもある「学べ!つながれ!2022元気集会」を9月18日に開催し、正規・非正規、委託・指定管理労働者がともに学びました。各テーマについて芝居仕立てで、職場の問題や労働者の思いを伝えた後に講師が解説しました。元気集会のチラシを見て参加したある自治体の非正規職員が、組合に加入しました。
引き続き、学習を続けながら要求実現と組合員をふやしていくとりくみを行っていきます。