第126品 「雁月(がんづき)」(蒸しパン)
2022年11月号 Vol.588
岩手・紫波町職労 齋藤 正彦さん
「雁月(がんづき)」(蒸しパン)
雁月、頷き、お菓子好き
雁月は岩手県南部から宮城県の郷土菓子です。私の出身は岩手県南部で、祖母から教わったレシピの紹介です。
材 料(2人前)
1.卵(Lサイズ)…………2個
2.牛乳………………………200g
3.上白糖……………………300g
4.穀物酢……………………100㏄
5.サラダ油…………………大さじ1
6.はちみつ…………………大さじ2
7.重曹………………………大さじ2
8.小麦粉(ふるった物)…300g
9.黒ごま・くるみ…………適量
作り方
①ボウルで1~8の順序に混ぜ合わせる。
※必ず1~8の順に入れ、混ぜること。特に7の重曹を入れたら充分に泡立ててから、8の小麦粉を入れる。
②生地ができたら、蒸し器にクッキングシートを敷いて流し入れる。蒸し時間の目安は強火で20分、弱火で10分の計30分。
③蒸し始めて1~2分後ぐらいにフタを開けて、9の黒ごま・くるみを散らしトッピング。その後はフタを閉めて蒸し上げる。
※トッピング後、フタを閉めてからの30分は絶対に開けないこと。生地が膨らまない可能性大!
④30分後、フタを開けて黒く蒸し上がっていたらでき上がり。お好きな大きさにカットしてどうぞ。
★黒糖や醤油を使っていないので、蒸す前の生地は白色。蒸し上がると黒色になります。なんでだろう?答えは酢+重曹の過熱による化学反応。魔法の変化をお楽しみください。