自治労連に新しい仲間が続々
▲沖縄・石垣ユニオンの仲間
組合の可視化で相談や組合員が増えてきた
沖縄・石垣ユニオン
地域の労働組合として十数年前に立ちあがった石垣ユニオンですが、休止状態が続いていました。4年前に「どうすれば働きやすい職場づくりができるか」をテーマに、「はたらく仲間のゆんたく会(しゃべり場)」を開き、学習と交流を重ねるところから活動を再開しました。
2021年夏に市内の保育施設で「コロナ下での労働実態アンケート」にとりくみ、調査結果をまとめ処遇改善要求書を市に提出。この動きを記者会見すると地元新聞で大きく報道され、「組合はこんなことやってくれるのね」と声をかけてくれる人もいました。
また、石垣島はミサイル基地建設問題で大きく揺れ動いており、ユニオンとして基地建設反対運動にも参加するなかで、組合の存在が島内に広がり、労働相談と仲間も少しずつ増えていきました。
3Tアクションなど全国的な運動の力と大切さを実感し自治労連に加入。これからも身近な問題を見逃さず、地道に活動を重ねていきます。
矛盾を痛感し単組結成を決意
大分市会計年度任用職員労組
大分市会計年度任用職員労組の結成は、2020年の会計年度任用職員制度実施前に大分自治体一般労組が配布する組合説明会の案内ビラがきっかけでした。説明会には十数人が参加し、職場での不安を聞きながら役員が加入を呼びかけると組合加入につながりました。
その後も学習会や集会に参加するなか、会計年度任用職員制度の矛盾を痛感。「大分市役所内に仲間を増やしたい」と昨年末に市役所内の組合員と話し合い、単組結成を決意。「自治労連の旗のもと、組合員一同安全・安心そして健全な市民生活が営めるよう、組合員の処遇改善に尽力したい」と語ります。
▲大分市役所前での宣伝が単組結成につながりました