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#これが言いたい [能登半島豪雨]

能登半島豪雨で被災された住民のみなさんにお見舞を申し上げ、全国から復旧・救助にあたっている公務・民間労働者、ボランティアのみなさんに感謝の意を表します。

元日の地震災害の傷も癒えない矢先の豪雨。これまで行政派遣やボランティア活動をしてきた多くの仲間も心を痛めています。

今回の豪雨災害が甚大になった要因に地震による地盤の軟弱化などがあったと言われています。震災時にも地理的課題や人員体制や防災対策について抜本的な対応や改善が求められていました。元日の震災からおよそ9カ月間、復旧がもっとすすんでいたら、救える命があったのではないか。公務員数や病院などの公共施設を削減してきた国の責任は大変重く、すぐにでも公務公共の拡充へ方針を変えるべきです。

しかし、政府自民党は災害対応に力を尽くさず、「創造的復興」「集約型都市構造」の名で地方を切り捨てる道を突きすすんでいます。国であれ自治体であれ、住民目線の政治が行われないことは、住民にとっても労働者にとっても不幸です。

自治体労働者、そして自治体・公務公共職場の労働組合は自身の賃金や労働条件だけを考えるのではなく、住民が安心して働きくらせる社会を憲法にもとづき実現していくことが責務です。

今後予定される総選挙は私たちの要求実現の絶好の機会です。要求と政治の関係について学習を強め、この秋も職場の仲間と地域住民とともに、要求前進をめざし運動をすすめていきましょう。