「種っこ根づくまで、がんばっぺし〜!」
地域復興プロジェクト開始 岩手県陸前高田(りくぜんたかた)市
東日本大震災で津波の被害を受けた沿岸地域では、塩害で今年の稲作ができなくなった水田が多くあります。自治労連もかかわって塩害対策と地域復興のプロジェクトが始まりました。
主張
福島第一原発事故の早期収束と被害の補償
エネルギー政策の議論を
原発ゼロをめざし エネルギー政策のあり方を語り合おう
福島原発事故は、全電源喪失・炉心溶融、77万テラベクレルという大量の放射性物質の放出と深刻な海洋汚染を引き起こしました。「原発は絶対安全」としてきた歴代政府と電力会社の責任は極めて重大です。
国家公務員賃金引き下げ法案を廃案に
公務員の賃下げおかしいぞ 世論広がる
政府は6月3日、国家公務員の給与について、むこう3年間にわたって基本給を5〜10%引き下げるとともに、一時金も一律10%削減する賃金引き下げ法案を、連合系労働組合との合意を根拠に閣議決定し、国会に上程しました。
自治体キャラバン・宣伝行動
山口自治労連・埼玉県本部
山口自治労連
「妥結してもらっては困る」と当局も
山口自治労連は県公務共闘として、県下すべての自治体を訪問し、国家公務員賃金一割削減に反対し、公務・公共サービスの拡充を求めて懇談を行いました。
自治体からも「妥結してもらっては困る」「独自カットや人減らしという厳しい状況で震災支援をやっている」「震災復興を口実とした姑息な手段だ」など、申し入れ内容について理解を示しました。
また、県庁・山口市役所での早朝宣伝では、多くの職員がビラを受け取っていました。
今すぐ最賃を時給1000円以上に
6・22最賃統一行動
均等待遇、公契約適正化の実現へ
最低賃金引き上げ!均等待遇実現!許すな公務員賃下げ!公契約実現!のスローガンをかかげ、全労連・国民春闘共闘委員会は6月22日、東京・霞が関を中心に統一行動がとりくまれました。厳しい暑さのなか、行動には500人が参加し、早朝からの宣伝や省庁要請、厚労省前の座り込みを実施しました。
「原発なくせ」の声広がる
原発問題で学習交流集会開催
6月10日、「原発推進政策の転換と自治体の役割」と題した学習交流集会を開催しました。
講演した原発問題住民運動全国連絡センター事務局長の柳町秀一氏は「原発に将来のエネルギーを委ねられない」と述べ、「原発からの撤退のためには『危険な原発に反対』だけでなく『原発の危険に反対』と呼びかけ賛同を広げていくことが重要だ」と訴えました。
新しい仲間に組合のよさを感じてもらえた
和歌山青年企画「Waka Waka」ワクワク
和歌山自治労連
和歌山自治労連では、青年を中心に交流や学習を深めるための企画「Waka Waka」が始動しました。「Waka Waka」のネーミングは、カメルーン語の「やろうよ!」と和歌山をかけたものです。「Waka Waka」実行委員会の第1弾企画として、県下30人の若い仲間が集まり、熊野古道を歩いてきました。
これからもいけいけ!Waka Waka!
都内の非正規保育労働者の総結集めざし
東京保育ユニオン結成
東京自治労連
東京自治労連は、自治体・産別の枠を超えた「職種・職域ユニオンの確立」の具体化として、6月5日、東京労働会館で「東京公務公共一般労組・東京保育ユニオン支部」を結成しました。保育職場の非常勤・臨時・パート職員の組合加入と運動の飛躍的前進をめざします。
憲法キャラバン<報告>
【長崎自治労連・対馬市役所訪問】
国境の街としての課題、浮き彫りに!
長崎では、5月16日から今年の憲法キャラバンが始まりました。
5月17日は対馬市役所を訪問。平和行政については、「対馬市は非核宣言都市であり、夏休みの子どもたちの登校日は8月9日と15日。平和を学ぶことについて他の自治体と同じだが、特別なとりくみはない」と話しました。しかし一方で、自衛隊については議会と市をあげて施設面や訓練など増強を求めているという、国境の街ならではの課題もみられました。また、NUMO(放射性廃棄物)の受け入れ問題については、「推進派の市民グループの存在もある」とのことでした。
35都道府県から力作137点そろう
第18回自治労連機関紙コンクール
6月11〜12日、2年ぶりに「第18回自治労連機関紙コンクール」が開催されました。2011年1月から3月の発行物を対象に、力作137点がそろいました。入賞された各組織のみなさま、おめでとうございます!
大震災を教訓に「いまこそ、いのち守る自治体を」
第2回対話と提言の運動全国交流集会
6月4日〜5日に滋賀県内で開催された第2回対話と提言集会は、「市民の願いが届くまち」、「労働組合って頼りになる」などの思いが呼び起こされ、また「市民のなかに足をふみ出す運動が元気を与える」ことや「市民に喜ばれる仕事を実践している喜び」を共有することができた集会となりました。全国から158人が参加しました。
自治労連のめざす公的介護保障政策(素案)提起
6月18〜19日にかけ、東京・自治労連会館において、自治労連のめざす公的介護保障政策の論議のために、介護関係労働者全国交流集会を開催し、14地方組織1県事務所から、のべ103人が参加しました。
記念講演を伊藤周平氏(鹿児島大学)が行い、「介護保険は医療費削減のために作られ、政府は医療の回復期の患者を介護保険に移し、介護職に医療行為を行わせ、生活援助などの福祉サービスを給付から外そうとしている。国民は医療も生活も保障されない。介護保険・後期高齢者医療制度を廃止し、全額税で行う高齢・障がい者総合福祉制度を創設すべきだ。大企業、富裕層に対する優遇税制を元に戻せば財源はある」とのべました。
今月の連載・シリーズ
第130湯
うどんと弘法大師と金刀比羅宮
香川県善通寺市・琴平町
(132)
第113館
滋賀県近江八幡市 滋賀県立安土城考古博物館
安土城天主「信長の館」
第2品