第109館 ガンダム、静岡の大地に立つ!
2011年2月号 Vol.447
静岡県静岡市 静岡ホビーミュージアム
ガンダム、静岡の大地に立つ!
2009年7月、アニメ『機動戦士ガンダム』の放映30周年を記念して、東京のお台場に「1/1ガンダム」が登場し、話題を呼びました。そして昨年7月、ガンダムはJR東静岡駅前で開催中の「模型の世界首都 静岡ホビーフェア」で、その姿を再び現しました。
昨年は、株式会社バンダイがガンダムのプラモデル・通称「ガンプラ」を発売し始めて30周年。これを記念し、ガンプラを一貫して企画・開発・生産している静岡市の「バンダイホビーセンター」が出展したものです。
1/1ガンダムはアニメに登場する「RX―78―2ガンダム」をアニメ設定と同じ18メートルで再現。お台場ガンダムは両手をあけた立ち姿でしたが、こちらはガンダムの武器である、「ビームサーベル」を右手に持っていることが大きな違いです。また、お台場は周囲が海でしたが、静岡では駅前に設置してあることから、企業の高層ビルのなかに立つガンダムを東海道新幹線の車窓からも見ることができます。
さらに敷地内には、「静岡ホビーミュージアム」がつくられ、入場料600円で館内に入ることができます。バンダイはもちろん、タミヤやアオシマなど模型メーカー各社の協力で、乗り物や怪獣、航空機、戦車のプラモデルなど500点以上が展示され、時代背景に照らし合わせながらプラモデルの歴史をたどることができます。圧巻はガンダムのコクピット「1/1コア・ファイター」。最終話をイメージして傷ついた機体を再現、感動的なラストシーンが蘇ります。
おススメは明るいうちに入場し、夕方をめざして敷地内で遊ぶこと。青空の下で見上げるガンダムもさることながら、夕焼け空にそびえ立つ姿やライトアップされた姿もカッコいいですよ。
静岡名物の飲食ブースやオフィシャルショップも楽しめる「静岡ホビーフェア」は3月27日まで開催。君は見届けることができるか…
▲足元にいる人たちとガンダムとの大きさを比較してみてください
▲「静岡ホビーミュージアム」に展示してある『サンダーバード』ファン必見のプラモデル外箱
ミュージアムメモ
開催場所/ |
JR東静岡駅前広場 |
交通/ |
JR東静岡駅北口下車徒歩1分 |
入場料/ |
ガンダムゾーン:無料、静岡ホビーミュージアム:中学生以上600円、小学生200円 |
開催時間/ |
午前10時〜午後6時 |
実施期間/ |
2011年3月27日まで |
HP/ |
http://www.gundam-shizuoka.jp/ |