機関紙『自治体の仲間』2011年 3月号 Vol.448 2011春闘のイチオシ要求提出行動と交渉
2011春闘のイチオシ要求提出行動と交渉
茨城自治労連青年部
もっとよくしたいから「アイラブ茨城」
茨城自治労連青年部は、毎年春闘時には、独自の「青年部生活実態要求アンケート」を実施し、4年前からは、要求書の提出行動も行っています。さらに今年の拡大代表者会議では、「回答分析や交渉まで実施をしよう」と提起しました。2月17日を基本に10単組で2011年青年部要求書の提出行動が行われました。
主張
いっせい地方選挙
職場と住民の要求が実る憲法が生きる自治体に
いまチュニジア・エジプトでの国民の決起による政権崩壊に続いて、中東・北アフリカ諸国全域で、長期の強権・独裁政治に対して民主化と政治参加、失業と食糧高騰対策と生活向上を求める運動が弾圧を乗り越え、急速に広がっています。
2011年春闘・職場要求アンケート(中間集約)
シリーズ その(2)職場実態
市民のためにいい仕事がしたい
そのためには健康で働ける職場環境と必要な人員増を
「2011年春闘・職場要求アンケート」によせられた集約数46,407人分(1月21日現在)をもとに、今回は職場の不払い残業や必要な人員、職場のコミュニケーションについて実態をまとめました。
くらし 雇用まもれ 賃上げで景気回復を
2・10中央行動
2月10日、「2011国民春闘中央総行動」が行われ、各省庁交渉、日本経団連包囲行動などがとりくまれました。この行動は、全労連11国民春闘の最大結節点と位置付けられ、「なくせ貧困!仕事よこせ」の共同の前進、政治の民主的転換などをめざし、全国の市民団体、労働組合から7000人が参加。早朝の新宿駅頭では全労連パート労組連絡会が主催した宣伝行動もとりくまれました。
加入者1.5倍加へ
自治労連第18回共済学校
2月4〜5日、神奈川県箱根で「自治労連第18回共済学校」を開催し、29地方組織・10県事務所から389人の参加で過去最高となりました。
基調報告では、笠井智仁専務理事が、2011年以降3年間で、すべての共済種目で加入者数1.5倍加を提起しました。特別報告では愛媛県本部、岩手・洋野町職、大阪・門真市職労から、執念をもち目標を達成した経験などが報告されました。
「増勢」を共通目標に
自治労連第23回組織集会
2月5〜6日、「自治労連第23回組織集会」が神奈川県箱根で開催され、47都道府県207人が参加しました。
1日目の全体集会では、全労連の伊藤圭一調査局長が記念講演。その後、「空白自治体での組合づくり、非正規組織化」(鹿児島県事務所)、「未加入者に声をかけ続ける職場組合員の協力が広がった」(横浜市従)など、地方から4本の実践が報告されました。2日目は5分科会に分かれての討論。