子どもの未来にお金を使って
神奈川県政ウォッチング
神奈川県職労連 県民にとって本当に必要なものは?
今年4月の県知事選挙を前に、神奈川県職労連の呼びかけで、県政の実態をこの目で見ようと、「県政ウォッチング」が実施されています。第1回は農業技術センターを見学、そして第2回は、1月13日にボロボロ校舎の県立高校などを40人で視察しました。
主張
雇い止め阻止! 誇りと怒りの大運動
雇用の安定と均等待遇実現で、よりよい住民サービスを
昨年の自治労連第32回定期大会で「いっせい雇い止めを阻止しよう!雇用の安定と均等待遇実現で、より良い住民サービスをめざす『誇りと怒りの大運動』」を推進することが決定されました。
これは自治体職場で働くすべての非正規・公共関係労働者が住民サービスを担う「誇り」を奪われ、「総務省4・24公務員課長通知」による「任用の厳格化」や「任期付短時間勤務職員制度の導入・拡大」をはじめ、国や自治体当局が雇用破壊、劣悪な待遇を押しつけていることに対する「怒り」を運動にし、正規・非正規一体となって「いっせい雇い止め」を阻止するとともに、この運動を10万人組織拡大に結実させようというものです。
すべての労働者の賃上げと雇用安定で
内需拡大、地域経済立て直しを
2011春闘要求アンケート 中間集約と分析
11春闘要求アンケートが、4万6407人分中間集約されました(1月20日現在)。繰り返される賃金・一時金の削減のもとで「月額1万円、時給100円」以上の賃金引き上げや、労働条件の改善を求める要求が浮きぼりとなりました。職場から、賃金改善とともに雇用安定と働くルールを守る非正規労働者の均等待遇実現を求める声が高まっています。11国民春闘で住民・労働者の生活を守り、地域経済を立て直す運動に奮闘しましょう。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加を止めよう
食料自給率、雇用、地域経済も危機に
菅首相はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)への参加を6月までに具体化すると表明しています。参加をゆるせば、農林水産業及び関連産業が壊滅的打撃を受けるだけでなく、地場産業や雇用の破壊が一気に進行します。TPP参加阻止、農業・漁業・地場産業を守る地域からの共同のとりくみを広げましょう。
2011年国民春闘スタート
賃上げ・雇用の確保で景気回復を
2011年国民春闘スタート行動が、全国各地でとりくまれました。秋田・横手市職労は7日、佐賀・唐津市労連は21日に宣伝行動を実施しました。1月14日には国民春闘共闘委員会による、厚生労働省・日本経団連包囲行動に1000人が集結し、「賃上げ・雇用の確保で景気回復を」とアピールしました。
“いのち”“健康”守るたたかい正念場
中山保育士過労死裁判
大阪市の元保育士・中山淑恵さんが職場でくも膜下出血を発症し、2日後に亡くなって既に15年たちました。08年10月に提訴した裁判も、2月14日に大阪地裁で結審を迎えます。「公務外」の基金判断を覆すため、たたかいは最後の正念場です。
かえよう! 一人ひとりが大切にされる市政へ
北九州市市長候補 三輪俊和さん大奮闘
1月23日告示・2月6日投票でたたかわれている北九州市長選挙で、自治労連本部と政令都市職部会は、1月10日と11日に「市長選激励行動」を行いました。この行動には九州ブロックからも参加があり、総勢31人となりました。
「しゃべり場」で仲間の輪広げる
熊本県事務所
つながり強め組織拡大へ
自治労連熊本県事務所では、組合の中心的課題である組織拡大を議論するなかで、これまで点在している仲間をなくすことから出発しようと、組合員同士のつながり作りを始めています。
そのきっかけとして、昨年11月、熊本市内で非正規雇用で働く組合員の悩みを聞く「しゃべり場」を開催しました。「上司のパワハラでじんましんが出た」「長く働き続けられるか不安」など切実な声が出されるなかで、「職場のなかでは悩みを話せる場がない」としゃべり場への期待も寄せられました。
第19回自治体非正規雇用・公務公共関係労働者
全国交流集会
雇い止め阻止、雇用の安定と均等待遇実現で
より良い住民サービスを
第19回自治体非正規雇用・公務公共関係労働者全国交流集会が1月15日〜16日に岐阜市で開催され、26地方組織12県事務所、313人が参加しました。自治労連が昨年10月にスタートさせた「誇りと怒りの大運動」の結節点として開催され、「学習交流し、人間らしく働き続けるルールを創って、みんなで立ち上がっていこう」と意思統一しました。
全国の仲間とともにがんばります
新規加入組合紹介
「自治労連第42回中央委員会」(1月27日〜28日・東京都墨田区)において承認された、自治労連の新しい仲間を紹介します。
今月の連載・シリーズ
第126湯
(128)
第129景
第109館