自治労連25th企画 おきプロNEXT 特集 2014.6.13~15 沖縄
つながった大きな輪 1533人参加
発見・出会い・感動 特別の夏
▲1500人を超える青年たちの笑顔とパワーがあふれた開会企画
「おきプロNEXT」が6月13~15日まで沖縄県で開催されました。全国47都道府県から1500人を超える自治労連の青年の仲間が集まりました。2日目の選べるコースでは、米軍の基地移設問題でたたかう住民、自治体行政、沖縄戦の惨状や戦争の悲惨さ、いのちや平和の尊さを学び、沖縄の平和、基地問題、歴史、食、自然にふれました。閉会企画では基地移設反対をかかげて今年1月の名護市長選で勝利した稲嶺進市長と青年たちとの対談などが行われました。
職場・地域で未来を切り拓こう
▲閉会企画フィナーレで風船を飛ばし「おきプロNEXT」実行委員会からの呼びかけを確認し合いました
「住民目線や現場を大切に」 稲嶺進名護市長と語る会
辺野古新基地建設を通して考える自治体のあり方
稲嶺市長は講演で、「新しい基地は次の世代まで負担を強いることになります。30年後、50年後を見てまちづくりをしていかなければいけません」と述べ、「新たな基地はつくらせない」ために住民目線や現場を大切にして沖縄住民の声や実情を海外に行って多くの人々に伝えていることなども話されました。
『稲嶺市長と語る会』では、福島・郡山市職労の鈴木勝智さんが「政府が進める施策と住民との間にギャップがある時市長ならどう進めるか」、長野県・阿智村職の櫻井拓巳さんが「国が地域住民へ不利益な政策をもたらすとき自治体職員として何ができるか」、鳥取厚職労の森田守さん「辺野古の基地問題と合わせて自治体の今後の展望」について質問し、稲嶺市長は「住民目線で信念を持って対応すること」「明確なポリシーを持って情報公開し住民と信頼関係をつくること」「今だけを見ないで歴史に学ぶことで今と未来が変えられる」など自治体で働く青年への激励も込めて話をされました。最後に「すべての問題は現場で発生するが解決策も現場にある。ぜひ現場に足を運び考えて欲しい」と述べました。
▲稲嶺進市長
▲語る会で稲嶺市長に質問するみなさん
2014年夏季闘争人事院勧告に向けて
「給与制度の総合的見直し」阻止しよう
▲6月5日に行われた京都自治労連と府自治振興課との交渉
「見直し」で地域経済に大きな影響 京都
京都自治労連は、「給与制度の総合的見直し」を許さないたたかいを、職場・地域から進め、6月5日には府自治振興課交渉を実施しました。
産業連関表を使い、「見直し」で176億円の賃金減少、125億円の消費減少と京都経済に大きな影響が出ることも試算し、民間労組や経済団体と共同した運動を提起しています。「見直し」の狙いや問題点を、単組や職場、規模別、ブロック別で学習交流集会を行い、全組合員総決起での学習と署名にとりくんでいます。
すべての労働者の賃上げを
最低賃金全国一律1000円以上実現しよう
6・25中央行動 第2次最賃デー
6・25中央行動(第2次最賃デー)で厚生労働省・人事院前ロングラン座り込み行動が朝11時から夕方まで続けられました。昼休み要求行動には400人が参加し、自治労連の仲間も首都圏を中心に参加しました。
5000人の「9条こわすな」の声
集団的自衛権行使認めない
「閣議決定で『戦争する国』にするな」6・17大集会
6月17日に日比谷野外音楽堂で「閣議決定で『戦争する国』にするな!6・17大集会」が開催され、5000人が会場内外を埋めつくしました。自治労連の仲間も首都圏を中心に参加しました。
自治労連が16府省と一斉交渉を実施
住民の命とくらしを守れ
幅広い分野で要請
自治労連は、6月3日から6日にかけて16府省との交渉を行いました。厚生労働省や経済産業省、総務省、財務省、内閣府や防衛省など幅広い分野にわたって要請書を提出し、要請、交渉、懇談を本部役員と地方組織や現場で働く仲間も参加して実施しました。
差別と分断の「給与制度の総合的見直し」阻止しよう
主張 2014年夏季闘争
今年の春闘は、安倍首相が日本経団連に労働者の賃上げを要請し、一部大企業で6年ぶりにベースアップが行われましたが、消費税増税分どころか物価上昇にも満たない低水準にとどまりました。
いかそう憲法、つくろう 安全・安心に暮らせる地域、日本を
第12回 地方自治研究全国集会 in滋賀
「住民のためにいい仕事がしたい」職場の思いと実践を持ち寄ろう
7月1日より申し込み開始
▲集会キャラクター ふなズン
9月27日(土)全体会
開場12:00 開会12:45~17:00
会場 びわ湖ホール・大ホール
●記念講演
宇宙から考える“地域と日本”
日本初の宇宙飛行士、農民、ジャーナリスト 秋山豊寛氏
●基調フォーラム 憲法をいかす地域、日本をどうつくるか?
●ナイター講座、青年企画 他
岩手自治労連
住民の生命と生活を守るために行動
東日本大震災から3年 「自治体の役割を学びあう講演とシンポジウム」5月31日
▲震災直後から現在までのとりくみを報告するパネラー
東日本大震災から3年と2カ月、岩手自治労連は自治労連本部などと共同で『3・11岩手 自治体職員の証言と記録』という本を出版しました。そこで5月31日に盛岡市内で「自治体の役割を学びあう講演とシンポジウム」を開催し、県内の自治体労働者をはじめ100人が参加しました。
鹿児島県事務所
「憲法を守ることは基本」
憲法キャラバンで6市2町を訪問
▲曽於市・五位塚剛市長(正面)との懇談
自治労連鹿児島県事務所は鹿児島県労連とともに5月13~15日に自治労連・橋口紀塩副委員長の支援を得て6市(鹿児島市・霧島市・垂水(たるみず)市・鹿屋(かのや)市・志布志(しぶし)市・曽於(そお)市)2町(大崎町・東串良町)で憲法キャラバンを実施しました。
利用者締め出す改悪法は廃止に
利用者も家族も介護労働者も安心の介護を
2014年 介護関係労働者 全国交流集会(5月31日~6月1日)
「介護関係労働者全国交流集会」が5月31日~6月1日に静岡県伊東市で開催され、63人が参加しました。初日は記念講演とシンポジウム、2日目は、課題ごとの3分科会と講座が開催されました。
時の政府に奉仕し、忠実に実行する公務員づくり
「全体の奉仕者」の基本と相容れない
人事評価制度シリ―ズ(1)
今年5月に地方公務員法が改正されました。改正のひとつの柱が人事評価制度の導入などによる能力・実績主義による人事管理の徹底です。今後、制度導入の動きが強まり、働き方や住民サービスにも大きな影響があることから、3回シリーズで人事評価制度のねらいや問題点など明らかにします。
今月の連載・シリーズ
第4景
兵庫・淡路島
住民とともにエネルギー自給率100%をめざす
〔4〕
Collection4
第35品
岩手・奥州市職労 三宅 悦子さん
グルメじゃない、するめです