自治労連2月1回目の「6.9行動」を実施
自治労連本部は2月6日(金)12時15分から茗荷谷駅頭で、松繁・福島・田川副委員長を始めとした役職員が、「核兵器全面禁止のアピール」署名の宣伝行動を行いました。
「あなたの署名をニューヨークに届けます!」と茗荷谷駅頭を行きかう人々に署名の協力を呼びかけると、足を止めて署名に協力してくれる方があいつぎ、核問題や平和への関心の高さを強く感じる行動となりました。署名をした後、「よろしくおねがします」と深々と頭を下げる女性もいました。
福島副委員長は、「人類が滅亡するまでの時間を表す『終末時計』が残り5分から3分になりました。終末時計とは、核戦争など人類が生み出した技術によって世界が滅亡する時間を象徴的に示すものです。残り3分と針が進められた原因には、核軍縮の取り組みが停滞していることがあげられています。『現在、人類滅亡を招く可能性は非常に高く、危険を減らす行動を今すぐにでも起こすべき』と警鐘が鳴らされています」と、核兵器廃絶の必要性を強く訴えました。そして、「現在日本全国で500万の署名が集まっています。これを700万・800万にまで増やし、日本の世論としてニューヨークへ届けましょう」と署名への協力を呼びかけました。
松原中執は、「核兵器の使用がもたらす非人道的な被害を二度と許さないという立場から、10月20日の国連総会で、155カ国もの国々が『核兵器の人道的影響による共同声明』に賛同しました。『核兵器全面禁止条約』を作るための話し合いを始めようという提案に対し、日本は反対をしています。唯一の被爆国である日本政府が反対するということは、とて も恥ずかしいことでないでしょうか」と訴えかけました。
鹿野書記は、「今年は、5年に1度ニューヨークで開催される『核不拡散条約再検討会議』が開催される年です。そのNPT再検討会議で核兵器廃絶の国際的世論を大きく広げていくことが求められています。ぜひ核兵器反対署名をお願いします。みなさんの声を必ずニューヨークの国連本部に届けます」と署名への協力を訴えかけました。
2月末日の署名送付(ニューヨーク行船便締切)に向け、自治労連本部は、6.9行動を強化していきます。