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現業職場の必要性をアピール「くらしに役立つ仕事展」を開催(名古屋市職労・現業評議会)

 4月25日(土)、名古屋市職労・現業評議会は名古屋市中区の金山総合駅コンコースで「くらしに役立つ仕事展」(以下、「仕事展」)を開催しました。

image004 名古屋市は昨年8月に、ごみ収集作業員や給食調理員など技能労務職員を採用しないという「不採用方針」を打ち出しました。名古屋市職労・現業評議会は市民に身近な現業の仕事の大切さを知ってもらうため「仕事展」を開催し、環境事業所、動物愛護センター、生活衛生センター、学校用務員、保育園・学校給食などがブースを設置し、写真の展示などそれぞれの仕事の紹介や直営業務の必要性をアピールしました。クイズラリーの企画には来場者のうち279人が参加しました。また、技能労務職員の新規採用を求める署名宣伝行動も行われ、各職場がリレートークを行い、110筆の署名が集まりました。

 来場者からは、「大変よい企画と思います」、「給食は責任持って職員さんでつくってもらわな心配」、「色々な職種があり、職員さんが頑張っていることがよくわかった」、「すべて大変なお仕事ですが、体に気をつけて頑張ってください」などアンケートが寄せられ、多くの市民に現業の仕事をアピールすることができました。環境局支部の竹内道友さんは、「クイズラリーで環境からも問題を出しましたが、発火性危険物のごみの出し方を知らない人が多かったです。広報だけではなかなか知らせきれないので、こうして対話をしながらごみ分別の大切さなど、市民の方に知ってもらう機会は今後も必要です」、学校給食ブースの組合員からは「クジラ肉や揚げパンなど昔の給食の写真を見て、『懐かしいなぁ』と立ち止まり、興味を持って写真を見る人なども多く、足をとめてもらえる工夫ができてよかった」など参加者、主催者から多くの感想が寄せられ、「仕事展」は大成功で終えました。

 

「子どもの食が危険だ、さぁ立ち上がるぞ給食を守ろう大集会」に180人が参加 

 4月30日(木)、名古屋市職労・福祉支部・給食守ろう実行委員会は名古屋市中区のイーブル名古屋(男女平等参画推進センター・女性会館)において、「子どもの食がimage008危険だ、さぁ立ち上がるぞ 給食を守ろう大集会」を開催し約180人が参加しました。集会では、名古屋短期大学保育科の小川雄二教授から「保育に位置づく食育」と「給食室の役割」と題した講演がありました。小川教授は「感じて、考え、言葉で表現することが食育である。言葉の発達がゆるやかな子どもでも2か月間、給食の味見担当(味見をして、その味を自分の言葉で発表)をすることによって、表現力が格段に上がった。保育所保育指針にも食育は位置づけられており、自治体は正規職員を配置すべき」と話しました。

 行動提起では、福祉支部の清水執行委員から「安全安心な給食を保障するために、今こそ立ち上がろう。子どものためにも未来のためにも署名を集められるだけ集めよう」と訴えがありました。

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