子ども・子育て新システム関連法案全力で廃案へ
保育・学童保育・子育て支援拡充に公的責任は不可欠
「5.13保育フェスティバル」「5.14国会行動」の成功を
4月下旬、消費税増税、「新システム」、年金改悪などの11もの法案を一括審議する特別委員会の設置を民主、自民、公明などが強行。まともな審議の保証もないもとで悪法を押し通す緊迫した状況です。いま、全国各地で「新システム」阻止に向け幅広い共同のたたかいが、世論となり広がっています。自治労連は最大の中央行動となる「5.13みんなの保育フェスティバル」「5.14政府・国会等要請行動」を1万人参加で成功させるために全力をあげています。
主張
憲法キャラバンスタート
5月を「憲法をまもり、くらしにいかす」行動の月に
日本国憲法施行65周年を迎える今年の5月3日の憲法記念日は、原発がすべて運転を中止する5月5日の直前に開かれるなど、特別な意義をもって迎えます。そして、今年も全国で憲法・平和に関するさまざまな要求を持ち寄って憲法集会が開催されます。
“とんでもない”生活破壊の増税
4・12中央行動
5000人超の参加で熱気
4月12日、東京・霞が関や国会周辺を中心に、TPP参加反対、消費税増税反対、社会保障・税一体改悪阻止をめざす、12春闘勝利4・12中央行動が終日とりくまれました。
雇用の不安定化、雇い止めを誘発
労働契約法「改正」案
恒常的に仕事があるにもかかわらず、雇用調整の際の便宜と人件費節減を目的に有期契約労働が野放図に利用されてきました。自治体職場においても、財政危機や定員管理を理由に、本来正規職員が担うべき業務に臨時・嘱託非常勤、任期付短時間職員が大量に雇用されています。
労働契約法「改正」案はこうした現状を規制し、雇用の安定と正規労働者との均等待遇を実現してほしいという有期契約労働者の願いに背を向けるだけでなく、現状の正規労働者と非正規労働者との格差を固定しかねない内容となっています。
3党による「骨抜き」修正
労働者派遣法
3月28日、労働者派遣法案が民主・自民・公明の密室協議により「骨抜き」修正のうえ成立しました。
財界の強い巻き返しで、中心部分の製造業派遣、登録型派遣の原則禁止条項が削除されるなど「原則自由化」に逆戻りしてしまいました。
被災地をはじめくらしと雇用問題は深刻。いまだからこそ、雇用の安定、くらせる賃金の実現がより求められています。
登録型派遣・製造業派遣等のあり方に関しては、今後、労働政策審議会等での論議が再開されることになります。逆流を許さないたたかいの強化が必要になっています。
議会からの賃下げ攻撃をはね返す
政府は国家公務員の平均7.8%の賃金削減を強行しました。法律付則で盛り込まれた「自治体への波及」を許してはなりません。全国各地で“公務員バッシング”を政治的に利用しようとする議会からの賃下げの動きが出はじめており、これをはね返す組合の奮闘が続いています。
消費税大増税を斬る シリーズ(2)
消費税増税で経済、くらしはどん底
国と地方の借金(長期債務残高)が896兆円にも達し、「増税しないと財政が破綻する」といわれますが、景気や財政がどうなるかを、過去の消費税増税で検証してみました。
新連載 自然・再生エネルギーの街めざして(2)
京都・宮津市
連載第2回目は京都府宮津市。宮津市では現存する豊かな自然環境を生かした「宮津市バイオマスタウン構想」が策定され、くらしと地域の再生への意欲的なとりくみが熱心に行われています。「市民参加」がカギとなる、新たな挑戦です。
フォーラム 堺市の未来と『大阪都構想』
大阪・堺市職労
6月9日 自由と自治・堺の会(仮称)結成へ
3月18日、大阪市の橋下徹市長がねらう「大阪都構想」で堺市が消滅するのは許さないと「フォーラム堺市の未来と『大阪都構想』堺市の民意は…」を開催、約200人が参加しました。
▲ゲストの立命館大・森裕之教授の発言に聞き入る会場いっぱいの参加者
災害に強い都市に液状化被害から復興にむけ
千葉・浦安市職
昨年3月11日の東日本大震災で被災地住民は、生活すべてを変えてしまうほどの被害を受けました。その一方で、「絆」という言葉に示されるように、大勢のボランティアが被災地に入り温かい支援をおくりました。
千葉県浦安市は、市内の85%が液状化し、多大な被害を受けました。市民は少しずつ日常生活を取り戻してきたものの、復興までにはまだ時間がかかりそうです。
▲東日本大震災で浦安市は85%が液状化の被害を受けました。(写真は浦安市明海地区)
どうなる高齢期雇用と定年延長問題 シリーズ(5)
退職後に生活不安のない、安心して働ける条件整備を
3月7日、人事院は「民間企業の企業年金及び退職金の実態調査」にかかわる結果と見解を公表しました。調査結果は、公務が民間よりも約400万円上回っているというものでした。人事院はこの結果を受けて「国家公務員の退職給付について見直しを行うことが適切である」としつつ、「過去の引き下げ幅と比べても大幅な引き下げとなる」などとし、経過措置にまで言及する見解を表明しました。
Fresh! 新入組合員
新入職員のみなさん、入職おめでとうございます。全国で組合からの「働きがいある職場を一緒につくりましょう」の訴えに応え、組合に加入されたみなさんに仕事に対する思い・抱負を語っていただきました。
今月の連載・シリーズ
第139湯
(141)
第122館
第11品
広島市職労 山脇 慶子さん
これぞ新感覚のNEW麺だ