組合結成で心ひとつに
岩手県大船渡市 三陸福祉会職員労働組合
一日も早い特養老人ホームの再建めざして
▲柏崎アイ子さん(左)と舘脇郁子副委員長(右)
震災からの復興がすすむ岩手県大船渡市で、高齢者介護などで働く仲間が立ち上がり、昨年10月、三陸福祉会職員労働組合を誕生させました。小西和子委員長、舘脇郁子副委員長が働く「さんりくの園デイサービスセンター」で、「生きる」ことと真正面から向きあい、組合の結成によって心をひとつにして復興へ動き出した組合員の姿を見つめました。
このまちで生きる
平和で安心してくらせる地域にしたい
昨年の東日本大震災や福島の原発事故は、住民と公務労働者を分断し、公務公共サービスを切りすて、効率のみを重視してきた社会に大きな疑問を投げかけました。そのなかで住民のいのちとくらしをまもる自治体と、そこで働く公務労働者への信頼と期待があらためて高まっています。自治労連は、地域の住民に寄り添い、共同の輪を広げ、新しい年も積極的に運動をすすめていきます。
迎春
「3・11」を出発点に働く者の日本を創ろう
自治労連中央執行委員長 野村 幸裕
昨年は、地震・津波・原発事故、洪水などによって、安全・安心な社会の大切さ、地域のコミュニティの必要性を再認識しました。自治体労働者への期待も高まりました。3・11東日本大震災は新自由主義による「構造改革」政治が国民生活を守らないことを明らかにしました。「構造改革」に対する対抗軸は憲法です。わたしたち自治労連は、結成以来「憲法をくらしにいかそう」を掲げ、財界中心、アメリカ政府いいなりの政治から働く者優先の政治・経済社会への転換を求め国民世論に訴えたたたかいを進めてきました。
元気になれる集会めざす
9月開催「第11回地方自治研究全国集会」in埼玉
「第11回地方自治研究全国集会in埼玉」(2012年9月29日〜30日)まであと9カ月となりました。
開催地となる埼玉では、昨年12月3日に自治労連埼玉県本部と地域の労働組合、住民団体などが集まり、第1回実行委員会を自治労連埼玉県本部で開催、現地での準備が本格的にスタートしました。埼玉県本部の林敏夫委員長のあいさつの後、参加者からは「わかりやすい集会のテーマ設定を」「高齢者も参加できる分科会を」など、安心して住み続けられる地域づくりのための要望が出されています。
仲間ふやしに全力
香川公務公共一般労組
安心して働き続けるには組合と共済が必要
香川公務公共一般労組は、NPO法人東香川障害者自立支援センターで働く仲間に3回にわたって組合説明会を開催しました。昨年11月17日、「みんなで安心して働き続けるには労働組合が必要。自治労連組織共済とセット共済は加入にあたって大きな魅力」と職場の全員が組合に加入しました。
正規職員化・均等待遇はあたりまえ
岡山市職労嘱託職員協議会
かべ新聞・資料を使い団体交渉
「誇りと怒り」の声で要求が前進
岡山市職員労働組合嘱託職員協議会は、約100人が参加して、昨年の11月18日に団体交渉を行いました。各職場での日々の仕事がわかる『かべ新聞』や資料を用意し、正規職員化・均等待遇の実現を求めて交渉に臨みました。
1200年の古都・京都を放射能で汚染させない
京都から“脱原発”宣言
京都市長選挙 1月22日告示・2月5日投票
“公契約条例”で雇用と地域経済再生
循環・底上げ・参加
951票差の大接戦から4年。東日本大震災、原発事故など激化する社会情勢のなか、今日の閉そく感を打ち破り、日本の政治にインパクトを、国民に希望を与え、展望をひらく京都市長選挙が目前にせまっています。「今度こそ勝とう」「中村和雄さんと京都を変えよう」と市政刷新の声とともに、かつてない共同と共感の輪が広がっています。
「新システム」NO! 子どもたちの笑顔を守りたい
広島自治労連
こどもいきいきスマイルパレード
「子どもたちが、のびのびと育つまちにしたい」、「子どもたちが抱える問題を広く市民に知ってもらおう」、昨年12月4日、8回目となる「こどもいきいきスマイルパレード」が開催され、460人が参加しました。
地域・くらし破壊のTPPいらない
自治労連千葉県本部
野田首相の地元・千葉で700人が直訴
昨年11月13日、千葉県船橋市で「TPP参加をやめ、大震災・原発事故からの復旧・復興 農林漁業の発展をめざす緊急11・13千葉県民集会」が700人を超える参加で開催され、野田首相の地元・千葉から全国へ、大きな怒りと今後のたたかいの決意を発信しました。
今月の連載・シリーズ
第135湯
(137)
第132景
第132館
第7品