世界の公務員労働者(第2回国際公務員関連労働者会議の記録)
文献の概要
タイトル |
世界の公務員労働者(第2回国際公務員関連労働者会議の記録) |
著者 |
第二回国際公務員会議日本実行委員会 |
出版社 |
世界労連日本出版協会 |
出版年月日 |
1959年12月10日 |
サイズ |
B6版 |
頁数 |
278ページ |
状況 |
絶版(本部に在庫) |
分類 |
世界労連、公務員インター |
第2回国際公務員会議は1958年8月20日~24日、ドイツ民主共和国(当時)ライプツィヒで開催されました。会議には世界39カ国から1232万人の組合員を代表する代表221名が出席しています。日本では第2回国際公務員会議日本実行委員会(事務局長・天利和夫自治労中央執行委員)が組織され以下の7名の代表が会議に派遣されました。
片平久雄(代表団団長、全電通中央本部委員長)
友松正義(自治労福岡県連議長)
三橋 嚝(自治労静岡県職組織部長)
猿橋 真(自治労大阪衛都連書記長)
遠藤 晃(自治労京都市職書記長)
佐藤喜三郎(全司法中央本部委員長、国公共闘会議議長)
大島 泰(全電通本社支部長)
のちに民主的自治体労働者論の実践と理論化で大きな役割を果たす猿橋真や遠藤晃などの青年労働者が派遣され、国際的な知見を得たことがわかります。
2度にわたる国際公務員会議の参加者、そしてそれを支えた国内の多数の労働者の運動が、知識人・研究者の協力も得ながら、60年代以降の民主的自治体労働者論の実践につながっていきます。