自治体労働運動資料室

民主的自治体労働者論アーカイブ

大都市職労連絡会「連合への吸収・合併に反対し、自治労三綱領での団結と、新たな決意に燃えた闘いを心から訴えます」

 総評の解体、労働戦線の右翼的再編の強まりと自治労の右傾化が急速に進行することを重視した大都市の自治体労働組合は、「日本労働運動の危機を考える」シンポジウムを連続的に開きます。第1回は都職労が呼びかけて1984年6月に東京で、第2回は同年11月に名古屋で、第3回は85年4月に横浜で、第4回は86年4月東京で開かれます。88年の自治労定期大会では、東京、横浜、名古屋、京都、神戸、広島、北九州、福岡の8都市職労委員長と都労連委員長、都庁職委員長、名古屋市労連委員長の連名で「政令8都市は『連合』に参加しない」ことを表明したアピールを発表し、会場前で自治労大会参加者に配布し、また宣伝カーから訴えました。
 こうした取り組みが、1989年12月10日の「『連合』への吸収・合併に反対する大都市連絡会の結成につながりました。
 大都市連絡会アピール「連合への吸収・合併に反対し、自治労三綱領での団結と、新たな決意に燃えた闘いを心から訴えます」はこの結成を受けて、都労連委員長宮部民夫氏以下、名古屋市労連、東京都職労、横浜市従、名古屋市職労、京都市職労、神戸市職労、広島市職労、北九州市職労、福岡市職労の各代表が名を連ねています。

カテゴリー:
自治体部会
年代:
1980年代