仲間とともにいまを駆ける
組合結成し、雇用の継続 そして「おきプロNEXT」へ
山口・秋吉台家族旅行村労働組合
▲秋吉台家族旅行村内のスーパージャングルジムの前でスーパージャンプを見せる5人
山口県美祢(みね)市にある秋吉台は日本最大級のカルスト台地で、大草原のあちこちに石灰岩の岩肌が露出しているなど、雄大な自然の景観を味わうことができます。その一角で一昨年9月に労働組合を結成し、雇用の継続をかちとった秋吉台家族旅行村で働く5人の青年が今年6月の「おきプロNEXT」に参加しようとがんばっています。
共同の力で憲法をいかす
住民生活を守る自治労連がここに
昨年の臨時国会で安倍自公政権は消費税増税、社会保障改悪、日本版NSCと特定秘密保護法など多くの国民世論を無視して強行しましたが、一方で悪政に対する運動や共同がさまざまな分野で広がりました。2014年は改憲と構造改革推進の安倍政権の暴走を許さず、憲法をくらしと地域にいかす共同をさらに広げましょう。今号ではこうした各地の実践を紹介します。
一歩も引けない 県庁前で連日、座り込み
政府の圧力をはね返し辺野古埋め立て阻止を
名護市長選勝利で春を
▲12月25日、1500人が集まった県庁前包囲行動に参加した
沖縄県労連・自治労連沖縄県事務所の仲間
今月19日投票の名護市長選まで1カ月を切りました。『琉球新報』12月23日付け社説は「仲井真知事、そして県民は毅然とした態度で圧力をはねのけ、沖縄の未来に責任を持つべきだ」と報じていました。しかし、多くの県民の願いを裏切り、仲井真弘多県知事が辺野古埋め立て承認の意向を示すなか、埋め立て阻止に向け、名護市長選で稲嶺進さんの勝利へ沖縄の仲間が奮闘しています。
全国の「おいしい」を交流
20都府県から「食育」支える274人が参加
12.8 給食シンポ 大阪・岸和田市
▲地元・岸和田市職労の仲間たちから会場参加者に給食が配られました
「第3回全国給食シンポジウム」を大阪府岸和田市の波切ホールで、12月8日に開催しました。子どもの成長や食育の重要性、食の安全確保など、学校給食のあり方が問われているもとで、自治体が実施する給食の今日的な意義を再確認し、展望と課題を明らかにする目的で開催したものです。給食にかかわる調理員や栄養士、保護者や研究者など、全国20都府県から274人が参加しました。
つくって良かった労働組合
初めての交渉で要求が大きく前進
石川 子供の家保育園職員労働組合
▲昨年8月に組合結成した社会福祉法人子供の家保育園職員労働組合のみなさん
「社会福祉法人子供の家保育園職員労働組合」は手当の一方的な削減や待遇について話し合う場がなく、労働条件改善や保育の質の向上へ向け昨年8月9日に組合を結成しました。この間、正規職員1人が労働組合に加入し、正規職員は全員が組合員になり、パート職員1人が加わりました。
許せん 給与制度の総合的見直し
安倍内閣は11月15日、国家公務員の平均7.1%に及ぶ賃金削減を3月末で終了することとあわせ、人事院が検討を進めている「給与制度の総合的見直し」など、さらなる人員削減を含む公務員総人件費削減の継続を決定しました。
自治労連結成25周年 1989年~2014年
駆ける
「駆(か)ける」は、「駈(か)ける」の「人や動物が速く走る」「馬に乗って走らせる」「敵に向かって攻め進む」意味と、「翔(かけ)る」の「空高く飛ぶ」「飛翔(ひしょう)する」「速く走る」の意味の両方の意味で使われます。
さぁ、あしたづくりへ 翔(かけ)る自治労連
おきプロNEXTへ
6月13~15日に沖縄で開催する青年の全国集会「おきプロNEXT」に向けて、いま全国で青年がとりくみを進めています。
これからの自治労連を担う青年を「おきプロNEXT」に職場から送り出し、ますます元気になる職場や組合をみんなで作っていきましょう。
▲「『おきプロNEXT』に1人でも多く参加してくださ~い」
左から岡﨑加奈子自治労連青年部書記長、宮地絵美全国実行委員長、
熊谷一会自治労連青年部長
憲法をいかし、住民を守る運動をすすめよう!
仕事・職場から憲法を地域にいかす 自治労連 全国交流集会
この集会は、「憲法をいかし、住民生活を守る」という自治労連の「特別な任務」に確信を持ち、憲法キャラバンと「対話と提言」運動を実践していくための全国的な学習・交流・意思統一の場となります。 さまざまな運動の経験や仕事の悩みを単組・職場から持ち寄りましょう。
今月の連載・シリーズ
第157湯
至福の組み合わせ山と温泉、山の幸をそろえた夕食 高知県香美(かみ)市べふ峡温泉
(159)
第140館
第29品
福岡・北九州市職労 永倉 久恵さん
ウマいおでんのおでんまし