賃上げ、雇用の拡大を いま、共同の力で
2014国民春闘 450人が経団連を包囲
▲「かちとろう!労働者の賃上げを」の横断幕を掲げ、日本経団連を包囲する自治労連の仲間
「すべての労働者の賃上げと雇用を守れ!」と2014国民春闘が全国各地でスタートしました。東京では春闘宣言行動が1月17日に行われ、のべ1100人が参加しました。午前中は厚生労働省前要請行動、昼休みは東京・丸の内仲通りのオフィス街を荒馬(あらうま)座のお囃子を先頭に「内部留保を賃金・下請単価にまわせ」「雇用を守れ」などシュプレヒコールしながらデモ行進し、450人が日本経団連を包囲しました。
安倍政権の暴走を地域から止めよう
沖縄県民の声は「新基地NO」
名護市長選で稲嶺進さん勝利
任期満了に伴う沖縄県名護市長選挙が1月19日に投開票され現職の稲嶺進候補が、相手候補に約4000票の差をつけ圧勝しました。「当選確実」と報じられた稲嶺氏が選挙事務所に姿を現すと、当選を祝う万歳三唱が行われました。稲嶺氏はあらためて「辺野古埋め立てを前提とした協議はいっさい拒否する」と力強く表明し、支持者らは大歓声をあげ、事務所前は歓喜の渦に包まれました。
くらし守る要求高くかかげ地域と職場から共同を
2014国民春闘 労働法制改悪を許さないたたかいを
厚労省前要請行動
▲厚生労働省前で350人が要請行動
厚生労働省前では1月17日午前中に要請行動が行われ、350人が参加しました。
すべての労働者の賃上げを
1・16怒りの労働者総行動で関経連などに要請 大阪
▲大阪自治労連の仲間たちが賃上げなどを訴え宣伝
「2014春闘勝利!大企業は社会的責任を果たせ!〝くらし守れ〟の共同を広げよう!」と、大阪労連と2014年大阪春闘共闘委員会は1月16日、「怒りの労働者総行動」を展開しました。
地域医療、公立病院の充実めざせ
7回目となる いのちと地域を守る学習・意志統一集会
▲安全・安心の地域医療の実現をめざして意志統一をしました
提言運動と組織強化・拡大を意志統一
自治労連は第7回「いのちと地域を守る大運動」意志統一集会を1月26日に開催しました。基調講演では、京都市職労の南博之副委員長が昨年9月にとりくまれた「丹後地域医療と介護の実態調査」を報告。地域調査を通じて明らかになった課題を解決するために、自治体労働組合が地域でどんな役割を果たさなければならないのかが語られました。
公立病院の経営形態が大きく変わっていくなかで、地域医療と住民のいのちと安全を守るために、医療分野での「こんな地域、こんな日本をつくりたい」の提言運動の具体化を図るとともに大きく視野を広げ、組織の拡大と強化を旺盛にすすめることを意志統一する集会となりました。
賃金引き上げが生活改善への道
2014春闘アンケートより
14春闘要求アンケートは、1月27日現在、2万1780人分を集約。昨年から全国の自治体に強制された「賃金削減」など、公務公共労働者の賃金が下がり続けていることも反映して、職場の切実な声があらわれた数字となっています。要求実現に向け、みんなでがんばりましょう。
雇用・くらし破壊許さず、共同の力で大幅賃上げを
主張 2014国民春闘
第186回通常国会が開会しました。安倍首相が施政方針演説のなかで「企業の収益を、雇用の拡大や所得の上昇につなげる。それが、消費の増加を通じて、さらなる景気回復につながる」と言いました。しかし、これは破綻した「トリクルダウン論」であり、そのために成長戦略の実行や設備投資減税など大企業優遇策を進めようとしています。
語られた被災者の苦しみ
震災から19年が経過 阪神・淡路大震災メモリアル集会
▲「東日本大震災と結ぶ阪神・淡路大震災19年メモリアル集会」に300人が集まりました
阪神・淡路大震災19年メモリアル集会が1月17日、神戸市勤労会館で開かれ300人が参加。国と東京電力に対する怒り、被災地の課題を改めて確認し、兵庫と東日本大震災の被災者が連帯してたたかうことを誓い合いました。
「9条を守ることは当然」 憲法をいかす思いは同じ
千葉県本部 憲法キャラバン 45市町村で懇談
▲要請団(奥3人)と(右から)いすみ市の太田洋市長、渡辺雅文副市長
千葉県本部は、「憲法キャラバン」の一環として昨年11月5日から21日にかけて45の市町村を訪問・懇談し、各自治体と意見交換しました。
通勤手当・賃金単価改善・均等待遇実現へ前進
愛媛 自治体一般西条支部 今治市職給食部会
▲しゃべり場で食事しながら意見交換(今治市職給食部会)
自治体一般西条支部では、昨年12月24日に西条市職員課と団体交渉を実施しました。通勤費について職員課は「来年4月から正規職員と同様に実施する方向で検討中」「駐車場代も正規と同様に徴収」と回答。組合は「正規と同様と言うなら賃金や一時金も均等待遇に」と要求し、「給与の格差は今後検討していきたい」と回答させるなど、要求を前進させました。
国民皆保険制度の空洞化 70~74歳は負担2割に
社会保障 プログラム法を 斬る シリーズ(1)医療
第185回臨時国会で強行可決された「プログラム法」は、医療や介護などの分野で「効率化」「重点化」「適正化」の名のもとに、サービスの切り下げや負担増、「保険はずし」の方向を示しています。社会保障の全面的な大改悪をより露骨な形で復活・加速させる方向です。今号から4回にわたり、シリーズで分野ごとの改悪内容を詳しく見ていきます。
大幅賃上げと要求実現へGO!
自治労連第48回中央委員会 1月30~31日・京都市
▲2014年国民春闘方針などが承認されました。(写真はあいさつする野村幸裕委員長)
中央委員会では、はじめに野村幸裕中央委員長が「要求で一致する共同の広がりを追求し地域に出ていこう」とあいさつ。京都府知事選予定候補の尾崎望さんの来賓あいさつの後、桜井眞吾書記次長が「新規加入組合の承認について」(案)を提案し9組合の自治労連加入が承認されました。猿橋均書記長が「自治労連2014年国民春闘方針(案)」など提案し、3・13全国統一行動を成功させることを強調しました。
Welcome!ともにたたかおう
みやぎ自治体管理職ユニオン 宮城
▲中田(なかだ)定行事務局長
東日本大震災で被災者に寄り添った復旧・復興を進めるため、また、自治労連宮城県組織確立の一翼を担うため、自治労連に加入しました。共同する会として活動してきた経験と、管理職という立場を生かし、公務員バッシングをはね返し、後継者育成・組織拡大のアンテナ役となる決意です。宮城自治体一般労組との連携を強め、宮城に自治労連の風を吹かせるよう、がんばってまいります。
今月の連載・シリーズ
第158湯
越後三山の山懐の宿「自在館」 36度のラジウム温泉でホカホカに
(160)
福岡・自治労連北九州市学校嘱託職員労組 長友かほるさん
第141館
千葉県鋸南町(きょなんまち) 菱川師宣(ひしかわもろのぶ)記念館
第30品
福岡・北九州市職労 永倉 久恵さん
好評につき全部サバけました