【シリーズ161】一生涯サッカーとともに歩みます
2014年3月号 Vol.484
千葉・八千代市職労 竹内 優治さん
一生涯サッカーとともに歩みます
▲リフティングをする竹内さん
現在、八千代市清掃センターで働く竹内優治さんは、プロサッカーJリーグ「ジェフユナイテッド市原・千葉」の前身の古河電工に所属していたサッカー選手でした。その後、八千代市役所へ入り、現在も市役所のサッカー部に所属しているほか、週末は有志でシニアのチームでサッカーの試合を行うなどサッカーが生活の一部になっているそうです。ポジションは一番運動量が多いミッドフィルダー。「日頃のトレーニングはどうしているのですか?」と聞くと「仕事がいいトレーニングになっています」と笑顔で答えてくれました。
竹内さんが本格的にサッカーを始めたのは中学2年生の時。もともとスポーツが好きだった竹内さんは小学校の時は野球で活躍、中学に入学した時は先輩から強く勧誘されバレーボール部に入部したそうです。しかし、ある時テレビでサッカーのワールドカップを見てサッカーをどうしてもやりたいと思い、中学2年生の時に転部しました。
高校に入学する時に1年先輩で後に日本代表としてワールドカップ・フランス大会で活躍する名良橋晃選手と一緒にサッカーをやりたいと千葉英和高等学校に入り、千葉県代表に選抜され親善試合で中国選抜と試合をするなど海外遠征も経験しました。高校卒業後に古河電工に入りますが、当時は日本でプロサッカーJリーグがスタートする1年前でした。ケガでやめざるを得なかったそうですが、続けられていればJリーグの選手になっていたかもしれません。竹内さんにサッカーへの抱負を尋ねると「一生涯サッカーを続けていくことです」と語ってくれました。
そのような経歴を持つ竹内さんは、現在、八千代市職労の中央執行委員としても活躍しています。「組合とサッカーと何か共通する魅力はありますか」との難しい質問にも「横のつながりが広がり、多くの方々と知り合えることだと思います」と答えてくれました。
竹内さんも最初は「組合」と聞くと硬いイメージを持っていましたが、同じ職場の先輩や現業評議会の仲間たちと出会い、変わったそうです。一昨年から中央執行委員になり「仕事に対しても誇りを持てるようになりました」と言います。最後に、役員として「組合の仲間をもっと多く増やしたい」と抱負も語ってくれました。
▲八千代市職労現業評議会幹事会のみなさんと竹内さん(右端)