地域で、世界で憲法いかす運動展開
▲4月16日、大阪市役所前の淀屋橋で早朝宣伝する支援行動に参加する仲間
安倍政権の暴走に対して、憲法をいかす運動が各地で展開されています。今号では、大阪市廃止を許さず、大阪から維新政治を退場させる自治労連の全国支援行動、沖縄の辺野古新基地建設反対の運動、ニューヨークで開催されたNPT再検討会議に向けて核兵器廃絶を訴えた自治労連代表団の様子を紹介します。
大阪市労組のたたかい 橋下大阪市長を断罪
大阪地裁「思想調査アンケート」は違法
▲3月30日、大阪地裁前で大阪市労組と支援する仲間
2012年2月、橋下徹大阪市長が業務命令で実施した「思想調査アンケート」(労使関係に関する職員アンケート調査」)に対し、3月30日、大阪地裁は大阪市職員の憲法上の権利を不当に侵害したことを明確に認め、その違法行為を断罪しました。大阪市労組のこれまでの職場や地域での奮闘を紹介します。
賃上げでくらしを元気に
2015国民春闘に勝利しよう 4・17中央行動
▲国会請願デモでシュプレヒコールする自治労連の仲間
全労連・国民春闘共闘は春闘後半に向け4月17日に中央行動を展開し、全国から約800人が結集し、120人を超える自治労連の仲間が参加しました。
非正規の大幅賃上げ・労働条件改善を勝ちとる
春のつどいでたたかいを報告 静岡自治労連
▲「2015働くみんなの春のつどい」で静岡大学・鳥畑教授の講演を熱心にきく参加者
静岡県労働組合評議会主催で「働くみんなの春のつどい」を3月29日に開催。静岡大学の鳥畑与一教授を講師に、グローバル資本主義の問題点と、景気回復には労働者の賃上げが不可欠であるしくみを学習しました。
止めよう労働法制改悪
全国一律最低賃金時給1000円以上の実現を
▲多彩なコスチュームで元気に4・15渋谷アクション
「時給1500円以上」の声が世界に広がる
4・15ファストフードグローバルアクション
ファストフード店などで働く人の待遇改善と公正な賃金を求める運動が世界的に広がっています。4月15日、「最低賃金15ドルを求める世界同時アクション」が行われ、アメリカでは230都市で展開。ニューヨーク市では、1000人の労働者・市民が行進しました。日本では全労連などの呼びかけで、24都道府県30都市で行動が展開されました。
主張 2年目の憲法キャラバン
住民のいのちとくらしを守り憲法をいかす共同を
5月連休明けの通常国会で安倍内閣は、集団的自衛権行使を可能にし、「切れ目なく」いつでもどこでもどんな戦争にでも自衛隊が他国軍支援を可能とする「戦争法制」を会期を大幅に延長してまで成立させようとしています。
地域経済を破壊するTPPから撤退を
各地で集会やデモ
▲札幌市内でTPP交渉からの即時撤退を訴える北海道自治労連の仲間
TPPは、日本の米生産、畜産業に甚大な影響を及ぼし、地域の経済が崩壊してしまいます。安倍政権がすすめる「地方創生」がまさに地方切り捨ての政策ということが浮き彫りになっています。TPPに反対の声を大きくしていきましょう。
すすむ非正規公共評(5)
総務部長交渉で切実なねがいを訴え
滋賀自治労連 大津・学童保育指導員労働組合
▲時給単位の大幅改善をかちとった総務部長交渉
大津市は現在、36の公設公営の学童保育(児童クラブ)があり、児童数は約2700人(定員なし)で、約240人の指導員が勤務しています。現場の指導員は、全員が非正規雇用の嘱託・臨時職員で構成され、1年もしくは半年雇用です。労働条件改善をめざして約100人の組合員が結集しています。
マイナンバー制度とは シリーズ(2)
利便性重視で危険性は置き去り
「マイナンバー」は、2017年1月から情報提供ネットワークシステム等の運用が始まり、7月には地方自治体との連携が本格的な稼働に移行します。政府は、利便性ばかりを強調しています。しかし、情報管理の危険性や問題を多くもっています。
自治労連に新たな仲間
各地で新人がデビュー
「組合がつくってきた働きやすい職場を自分も守りたい」と全国各地で自治労連に新たな仲間がデビュー。元気な歓迎会が開催されています。
▲先輩組合員と一緒に記念写真、前列2列目までが新採職員
おきプロNEXT 青年自治研in愛知・6月13日~14日へ
仕事、住民とどうむきあうか互いの意見を出し合い交流
「キラ☆スパ」開催 愛知県本部青年集会
▲「公務の仕事とは何か」と互いの意見を交わす愛知県本部青年集会「キラ☆スパ」の参加者
自治労連愛知県本部は2月28~3月1日にかけて、青年集会「キラ☆スパ」を西尾市内で開催し、13単組78人が参加しました。
今月の連載・シリーズ
第13景
〔13〕
Collection13
第44品
山口・下松市職労 原田しのぶさん
うまさのためにタコもニンニクも鍋に連行(レンコン)よ!