止めよう戦争への道
全国でわき上がる怒り
安倍自公政権は会期を9月27日まで延長して「戦争法案」を強行成立させようとしています。しかし、国会審議を通じて法案が憲法違反であることが憲法学者や歴代内閣法制局長官などによって次々に明らかになっています。国会周辺では連日の国会前座り込み行動のほか、全国各地で反対の集会やデモなど運動が広がっています。今号では各地のとりくみを紹介します。
▲東京 「6・13大集会」(東京臨海広域防災公園・江東区)で開催され、1万6000人が参加
生活できるまともな賃金に
2015夏季闘争の山場 6・24中央行動
▲人事院前行動に結集した自治労連の仲間
連日の「戦争法案」廃案に向けた国会前座り込み行動と並行して、最低賃金大幅引き上げ・全国一律最低賃金制度実現、公務員賃金改善をめざす中央行動が6月24日に行われました。首都圏を中心に400人が参加し、自治労連の仲間も約70人が参加しました。
東京自治労連 広がる委託、住民と共同で反撃
自治体構造改革に反対する闘いの交流集会
▲基調報告をする東京自治労連・内村副委員長
東京自治労連は「第9回自治体構造改革に反対する闘いの交流集会」を6月20日に開催し、127人が参加しました。
自治労連が16府省庁交渉を実施
自治労連は6月2~5日にかけて16府省庁交渉を実施しました。地方組織や現場で働く仲間、自治労連本部役職員も含めてのべ140人が参加し、厚生労働省や経済産業省、総務省をはじめ財務省、内閣府や防衛省などへ要請書を提出し、交渉、懇談、要請をしました。
▲現場の実態を厚労省に訴える要請団
組合員とともに歩み『自治体の仲間』500号 1984年4月~2015年7月
機関紙は自治労連運動の要
初代編集長 永見忠さんにインタビュー
自治労連の機関紙『自治体の仲間』は今月号で創刊500号となりました。創刊は自治労連が結成される以前の1984年(昭和59)4月です。今号では『自治体の仲間』の初代編集長をされていた永見忠さんに、創刊当時のお話を聞きました。【聞き手:自治体の仲間現編集長 西芳紀(よしのり)】
▲永見忠(ただし)さん 1984年~92年 『自治体の仲間』初代編集長
主張 2015夏季闘争
戦争する国づくり反対、賃上げと平和を守る夏
安倍自公政権は、「労働法制改悪」「社会保障制度解体」など、労働者・国民の生活を根底から破壊する暴走を続けています。これは、会期を過去最長の95日間大幅延長して成立をさせようとしている「戦争法制」と一体のものとしてすすめられています。
稲嶺名護市長らと懇談
「食・住・仕事を豊かにするのが地域再生」
沖縄県事務所 初の憲法キャラバン
▲名護市へ訪問したみなさんと稲嶺市長(左から3人目)
沖縄での初めての憲法キャラバンが、5月21~22日に行われ、名護市・沖縄市・大宜味村(おおぎみそん)の3自治体と懇談しました。
育休代替に正規配置を実現
岡山市職労・女性部
▲要求を図式化した紙芝居パワーポイントを広げるみなさん
岡山市職労女性部は、オスもメスも子育てをする皇帝ペンギンにあやかったペンギンキャンペーン(2001年)などで家庭と仕事との両立支援制度を充実させてきました。しかし2009年の政令市移行にともない、すべて「国と同じ」に改悪されました。このままでは「子育てをしながら働き続けることができない」と、女性部で「育児休業の代替を正規で」の要求に本気でとりくむことにしました。
すすむ非正規公共評(7)
通勤手当や雇用期間延長かちとる
岩手・奥州市職労 奥州市臨時職員労働組合
▲今年5月に開催された第10回定期大会
奧州市はこれまでの水沢市、江刺市、前沢町、胆沢町、衣川村の2市2町1村が合併して、2006年2月20日に誕生しました。
一青風飛 シリーズ(6)
先輩の背中追う若きエース
岸 晃平(きしこうへい)さん
(愛知・岩倉市職執行委員 岩倉市職青年部常任委員)
カメラが趣味の岸晃平さん。昨年度、愛知県市町村職員共済組合の機関紙「共済あいち」のフォトコンテストで最優秀賞に輝く程の腕前。今年度も応募し、2年連続の栄冠を目標に、常にチャレンジを続ける男性です。
地方自治の原点探る
第19回 社会保障集会 in長野県上田市
自治労連第19回社会保障集会が6月20~21日に長野県上田市で開催されました。全国から150人を超える仲間が参加して、自治労連として今後、社会保障拡充の運動をどうすすめていくのかを討論しました。初日の全体会では長野県栄村・高橋彦芳前村長、立教大学・芝田英昭教授の講演、基調報告が行われました。
▲全国から150人を超える仲間が講演を熱心に聴く
学んで、しゃべって、地方自治の明日を見た
第4回 青年自治研集会 in 愛知 に232人
青年が仕事について語る場として2007年にはじまった青年自治研集会は今回で4回目の開催です。長野県前阿智村長の岡庭一雄氏による記念講演「自治体・公務公共関係職場で働く青年に期待すること」に始まり、シンポジウムでは、「働きがいのある職場、住民の命と暮らしを守るために労働組合が果たすべき役割」をテーマに名古屋市職労と宇部市職労の青年が登壇しました。2日目は11分科会で、青年の仕事への思いや悩みが語られました。
▲岡庭一雄氏(長野県前阿智村長)による記念講演
第20回 自治労連機関紙コンクール
全国25都道府県から122点の応募が
20回目を迎えた自治労連機関紙コンクールは、2015年1月~4月に発行された機関紙・宣伝物を対象に募集し、全国から122点の応募がありました。編集体制など厳しい条件の下で機関紙発行に努力されています。応募された各組織に対し、あらためて感謝いたします。入選された各組織のみなさま、おめでとうございます。
今月の連載・シリーズ
第15景
京都・銭司聖天(ぜずしょうてん)
硬貨の歴史も持つ京の寺
〔15〕
Collection15
第46品
愛媛・松山市職労 戸田克江さん
暑いよ!サつマーに「さつま」はいかが?