10・15自治労連全国統一行動
すべての労働者の雇用を守り、賃金引き上げめざそう
要求を高くかかげて
▲都庁前での決起集会
今年の秋季年末闘争は、賃金水準の地域間格差を許さず、すべての労働者の賃上げ、均等待遇実現、公務公共サービスの拡充などをめざして「10・15自治労連全国統一行動」をはじめ、全国の地方組織や単組で要求書提出、宣伝、集会、交渉などが行われています。今号では東京自治労連、愛知・瀬戸市職労のとりくみを紹介します。
憲法アクションinこうち
戦争法廃止へ 地域で共同広げる
高知自治労連
▲「憲法アクションinこうち」のデモ行進
高知自治労連は、5月に憲法闘争本部を設置し、憲法闘争方針にもとづきさまざまなとりくみを展開してきました。
2015秋季年末闘争
「総合的見直し」許さず「地域手当改善」「水準調整」実現へ
滋賀県職
▲県人事委員会との団体交渉
滋賀県職は県人事委員会との4回の交渉を公労三者共闘(県職・全教・高教組)で行い、全員の賃金水準改善のため現給保障水準の引き上げを求める中、県内公民較差を埋める県内一律の地域手当(6.3%→6.65%)の遡及改定、2016年4月からは「総合見直しによる賃下げ」を戻す地域手当改定(6.65%→7.15%)を勧告させることができました。
「維新政治ノー」の一点で共同
大阪府政・市政を再び住民の手に
大阪ダブル選挙に全国から支援
▲大阪自治労連に全国からの檄を手渡す
「維新政治ノー」で大阪府政と市政を住民の手に取り戻すため、11月22日投票の大阪府知事・市長のダブル選挙の勝利にむけて大阪自治労連と自治労連は、全国支援行動を10月18~19日に展開し、全国からのべ200人超が結集しました。18日は決起集会後、市内宣伝行動、19日は早朝から大阪府庁、市役所前宣伝を行いました。
働きがいにつながらない 一方的な「総務省モデル」の導入NO
東西で「人事評価制度」問題学習交流集会
▲西日本の学習交流集会の様子
自治労連主催の人事評価制度問題学習交流集会が10月18日に東京ラパスホール(東日本)、10月25日に大阪研修センター江坂(西日本)で行われ、それぞれ60人超が参加しました。
元気で働き続けたい
安心してくらせる介護制度実現めざして
自治労連 介護関係労働者全国交流集会 in 広島
▲プラカードで介護労働者の切実な要求をアピール
「2015年自治労連介護関係労働者全国交流集会」が10月24~25日、広島市内で開催され、全国から76人が参加しました。初日の本田宏氏(NPO法人医療制度研究会副理事長、外科医)による記念講演は日本の医療介護を良くする運動に必要なことなどについて熱く語り、笑いがあふれ、展望のもてるものでした。続いて社会福祉部会・宮本茂部会長(介護対策委員)が「15年目の介護保険―自治体労働者として社会保障制度としての高齢者福祉・介護保険を考える―」と題した基調報告をしました。
国は医療や介護に責任を持って
憲法いかしいのちまもる10.22国民集会
▲全国から3500人が集まり厚生労働省にむかって「地域医療を守れ」とコール
「憲法いかし いのちまもる10・22国民集会」が10月22日に日比谷野外音楽堂で開催され、秋晴れのもと、全国から3500人(自治労連からは139人)が参加しました。
主張 平和・くらし守る運動を職場・地域から
戦争法廃止、政治を変える運動へ発展させよう
国民多数の反対の声にもかかわらず、安倍自公政権によって戦争法(安保法制)は、9月19日未明に強行採決されましたが、戦争法をめぐるたたかいは終わってはいません。
いかんよ貧困 福岡の会
年金も、生活保護も次々引き下げ 「もう くらせない」
結成総会に110人が参加
▲会結成にむけ提案を行う懸谷書記長
「生活保護基準引き下げ」と「年金引き下げ」の2つの違憲訴訟を一緒にたたかう「いかんよ貧困・福岡の会」の結成総会が10月19日、福岡市内で開かれ、110人の原告・支援者が参加しました。
〝ねばり強くていきいき元気〟
女性の力を組合運営にいかす
愛知 名古屋市職労
▲10月16日の「平和コンサート」で合唱する福祉支部のみなさん
自治労連第37回定期大会では、「自治労連における『組合活動への男女参加促進のアクションプログラム』改訂版」が、採択されました。名古屋市職労では、28支部あるなかで、支部長や書記長など含め、執行部で役割を担う女性役員が増えています。蛯原京子委員長に話を聞きました。
すすむ非正規公共評(11)
すべての非常勤の雇用期限撤廃めざして
静岡自治労連 浜松市関連一般労働組合
▲組合員の要求をまとめ、交渉で実現をめざしています
浜松市関連一般労組は、「非正規職員の有期雇用撤廃、正規職員との均等待遇」をめざして93年に結成。一時は組合員が激減しましたが、06年の「非常勤の退職金制度廃止」提案をきっかけに多数が加入。このたたかいで5年間の激変緩和措置を認めさせました。
シリーズ骨太方針2015 (3)労働法制
「多様な働き方」の本質は安上がりの労働力確保
安倍内閣が6月に閣議決定した「骨太方針2015」は、「稼ぐ力」の強化として、大企業を中心とした企業収益の拡大のための「改革」を実行しようとしています。その重要な柱が規制緩和であり、「多様な働き方の促進」です。
第27回 自治労連全国スポーツ大会
接戦・熱戦制し栄冠をつかむ
軟式野球(岡山県岡山市)バレーボール(岩手県盛岡市)
▲倉敷市職労VS豊橋市職労
第27回自治労連全国スポーツ大会の軟式野球大会(男子)は10月15~17日に岡山県岡山市「岡山県営球場」と「総社市スポーツセンター野球場」、バレーボール大会(女子)は10月23~25日に岩手県盛岡市「渋民総合運動公園」で開催しました。軟式野球大会は各ブロック代表など10チーム、バレーボール大会は各都府県代表12チームが出場し熱戦が繰り広げられました。
今月の連載・シリーズ
第18景
〔18〕
Collection18
第49品
愛媛・松山市職労 戸田 克江さん
愛媛のマジメな恵み(めグミ)をめしあがれ