シリーズ8 民主主義を取り戻す この歩みを止めない
自治体労働者は二度と戦争に協力しない
戦争する国づくりを止める-自治体労働者の責務 京都自治労連
▲7月1日、本庁職場の平和問題学習会に約50人が参加。
京都自治労連は、戦時中、当時の市町村職員が戦争を推進する役割を果たした事実や歴史を明らかにするために『戦争と自治体』というブックレットを発行し、その普及に努めています。さらにその内容を多くの組合員に伝えようと学習会の開催をよびかけています。
第38回自治労連定期大会成功に向けて-
憲法を地域と職場にいかそう
自治労連書記長 中川 悟
参院選で、野党共闘の前進により、沖縄、東北など11の一人区で勝利したことは、基地、原発、TPP、震災復興といった安倍暴走政治との矛盾が最も集中する地域で、今後も安倍政権と対峙することは十分可能という展望を切り開くものとなりました。
「給与制度の総合的見直し」は中止せよ
賃上げで生活改善
2016夏季闘争 7・27中央行動
▲全国から集まった自治労連の仲間が銀座をデモ行進
戦争法廃止、労働法制改悪阻止、公務員賃金改善、全国一律最低賃金ただちに1000円以上の実現などを求め、7月27日に中央行動にとりくみました。全国から公務・民間の労働組合から1700人が結集し、自治労連の仲間は全国から約260人が参加しました。
「チェックオフ廃止」止めた
市民とともに運動をすすめた成果 引き続き3つの争議の解決めざす
神奈川・鎌倉市職労
▲5月25日 「不当労働行為を許すな」事務所内で決起集会
鎌倉市議会では、議員提案により組合費チェックオフ(給与天引き)廃止の条例案が審議されていましたが、6月30日の本会議において大差で否決されました。2回に渡った自治労連の全国支援をはじめ、多くの仲間の支援が作り出した運動の成果です。
59年間積み重ねた願い
核兵器のない世界へ
2016国民平和大行進
▲「核兵器も原発もいらない」と訴え、郡山市内を行進
主張 安倍改憲
「緊急事態条項」を突破口とする改憲許さない
7月に行われた参議院選挙では、32の一人区すべてで擁立された野党統一候補が、沖縄、福島をはじめ11の選挙区で勝利しました。このことは、国政レベルでの野党共闘が地方政治でも始まろうとしていることを示しています。
憲法キャラバン
「“緊急事態” 改憲は必要ない」2つのテーマで自治体首長などと懇談
静岡自治労連
▲伊東市での懇談の様子(中央奥が佃弘巳市長)
静岡自治労連は、憲法を行政に生かすための要請と懇談にとりくんで7年目。今年は全35市町との懇談をめざし、8月までに7市町の首長と4市の副市長を含む24市町を訪問し、「緊急事態条項の改憲と地方自治体」「『地方創生』と地域再生」の2つのテーマで懇談しています。
父母らとともに、学習・署名行動
5つの公立保育園そのまま存続を
山口・宇部市職労保育園支部
▲保育部会長・高橋さんを招いて、保育園支部と5つの保護者の会が合同で学習会。
宇部市には認可保育園が29園あり、そのうち公立保育園は5園しかありません。そのようななか、宇部市は2015年6月下旬に「宇部市立保育園のあり方検討委員会」を立ち上げ、わずか4回の検討委員会で、公立保育園を民間移譲する内容を含む提言を出させようとしました。
すすむ非正規公共評(20)
新人研修実現と「声かけ」で離職をなくす
兵庫自治労連 西宮養護学校介助員労組
▲要求討議や学習は真剣そのものです
2014年6月、組合を結成するに当たり「保護者や児童・生徒に寄り添って、安心で安全な介助を行います」「研修・勉強会などを積み重ね、西宮養護学校に必要不可欠な存在となるように努力します」など5つのポリシーを「私たちの想い」としてまとめました。
ここが問題マイナンバー制度
「個人情報」国が一元管理
2016年1月から「マイナンバー制度」の本格運用が始まり半年以上たちました。しかし、その問題点や中身が周知されているわけではありません。あらためて見てみましょう。
連日の奮闘に住民から喜びの声
「熊本地震」発生から100日 現地からのリポート
▲益城町の避難所の様子
「熊本地震」の発生から100日が経過しました。仮設住宅は約2200戸が完成しました。しかし、いまだに3700人が避難所生活を余儀なくされており、倒壊家屋の公費解体には約1万3000件の申し込みがあり、全部の解体終了には早くて1年以上かかる見通しです。
今月の連載・シリーズ
第8録
〔27〕
Collection27
第58品
福岡・北九州市職労 永倉 久恵さん
カルシウムいり、これでノリのり♪