住民と労働者の生活守る運動すすめよう
憲法と組合こそ道しるべ 確信に咲いた満面の笑顔
自治労連第39回定期大会 8月27~29日 埼玉県・さいたま市
▲発言を求めて、うちわを掲げる代議員のみなさん。全体で74人が発言しました
「改憲阻止、安倍政権の退陣を!憲法をいかし、働き続けられる職場・住み続けられる地域を!」のスローガンを掲げた自治労連第39回定期大会が、8月27~29日、さいたま市内で開催されました。8月26日の補助組織・部会の事前会議を含め、のべ2900人が参加しました。2017年度運動方針案を含むすべての議案が満場一致で採択・承認されました。
現地歓迎行事パートⅠ
荒馬踊りで運動の推進願う
ようこそ埼玉へ 所沢市職労
大会初日の昼休み、笛・太鼓の「寄せ囃子(ばやし)」が流れてきました。所沢市職労保育部会の「荒馬(あらうま)踊り」が披露され、大会参加者を歓迎しました。
世界から核兵器廃絶を
被爆地の声を政府へ
▲長崎市・田上市長(右)と猿橋委員長。「核兵器廃絶」の思いを込め、長崎市職員慰霊碑前で握手
長崎に原爆が投下され72年を迎えた8月9日。平和祈念式典の平和宣言で田上富久長崎市長は、7月に採択された「核兵器禁止条約」を歓迎、条約の交渉会議にさえ参加しない日本政府の姿勢に「被爆地は到底理解できない」と批判しました。
国民のくらしと権利を守る仕事に誇りをもって
執行委員長あいさつ 要旨 自治労連中央執行委員長 猿橋 均
この大会は安倍政権が国民の怒りや国際的な世論に追い詰められている、それをだれもが体感できる情勢のもとで開催しています。
現地歓迎企画パートⅡ
埼玉非正規公共の仲間が寸劇
大会第2日目、埼玉県本部非正規公共協議会が寸劇「ありときりぎりす」を披露してくれました。脚本・演出は、参院総務委員会で堂々と陳述された小川裕子さんです。
【全掲載】代議員発言の要旨(敬称略)
職場の仲間に寄り添おう 職場はエネルギーの源泉
総括答弁(要旨) 自治労連書記長 中川 悟
討論には74人が参加(女性比率24・5%)。昨年度大会で方針提起した「いっせい職場訪問」などが全国各地で実践された。討論の特徴を述べたい。
ようこそ自治労連へ
新規加入組合紹介
「自治労連第39回定期大会」において、新たに2組合の加入が承認されました。結成直後から組合攻撃とたたかう仲間と、さらなる活動の前進にむけて単組を結成した仲間に、全国の自治労連の仲間が大きな拍手で歓迎しました。
かごしま自治労連始動
労働組合を必要とする仲間のために
▲左から決意を述べるかごしま自治労連鈴山委員長、小柴書記長、大馬与論町職委員長
県組織として「かごしま自治労連」が発足しました。大会で猿橋均中央執行委員長から組合旗が手渡され、かごしま自治労連の鈴山秀則執行委員長が「労働組合を必要としている無権利状態の自治体・公務公共関連非正規雇用労働者が多い。県下43自治体に自治労連の旗を掲げ1万人の非正規雇用労働者を結集したい」と決意を述べました。鈴山執行委員長と与論町職員組合の大馬福徳執行委員長にお話しを伺いました。
大阪都NO! 堺市をなくすな
共同の力でつくろう住みよいまち
大阪自治労連 堺市職労
▲「住みよい堺市を守ろう」と訴え、ビラを手渡す仲間たち
堺市職労は、9月24日の堺市長選挙を控えた8月、任用形態や役職を問わず、全職員を対象に、「働きがいのある職場・市政をつくるアンケート」にとりくみ、1154人の職員から回答が寄せられました。
すすむ非正規公共評(33)
集めた声を力に、職場改善を
自治労連 愛知県本部 豊橋市職労嘱託職員連絡会
▲組合未加入の嘱託職も交えて学習しました
豊橋市の嘱託職員全体のうち、勤務年数が10年未満の職員が85%を占めています。多くの方が「来年度も任用されるか」と不安に思い、安定した継続雇用を強く望んでいます。
シリーズ3 いちから学ぶ仕事と権利
労働基本権の回復をめざして
長時間労働への抜本的な指針を示さず、生活改善にはほど遠い給与改定を勧告する人事院制度や地公法・地方自治法「改正」で自治体のあり方が問われています。あらためてはく奪された公務員の労働基本権について学びます。
広島・長崎から日本、世界へ 平和の思い発信
▲世界から核兵器廃絶への思いを集めた原水禁世界大会
広島・長崎に原爆が投下されてから72年を迎えました。今年の7月には核兵器を包括的に禁止・違法とする核兵器禁止条約が国連加盟国の6割に及ぶ122の国が賛同し採択され、そのもとで原水爆禁止世界大会が開催されました。平和と核兵器禁止条約への熱い思いが各地から寄せられ、世界へ発信されました。