よりよい保育の実現はみんなの願い
▲若手保育士らの大合唱。つながりあそび・うたの第一人者、二本松はじめさんも登場して、参加者も歌って踊るオープニング企画で会場は大きく盛り上がりました
11月3日に「子どもたちによりよい保育を! 11・3大集会」(同実行委員会主催)が東京・日比谷野外音楽堂で開催され、全国から保育士・保護者ら3000人が集まりました。集会には保育士や保育事故で子どもを失った保護者も参加し、人員不足や低賃金の実態、現場の実情を発言し、保育の充実・予算確保の必要性を訴えました。自治労連は大集会終了後に意思統一集会も開催しました。
「政府の幼児教育・保育の無償化」の問題点
保育の市場化は質の低下をまねく
自治労連保育部会 高橋光幸部会長
「幼児教育・保育の無償化」はすすめるべき施策です。しかし、現政権の「無償化」は、女性労働力の確保と保育市場の拡大という観点から設計されており、問題だらけの中身になっています。
2018秋季年末闘争の山場
職場の要求を勝ちとろう
11・8 中央行動
▲国会に向けて全国の仲間が請願デモ
全労連と国民春闘共闘委員会の呼びかけで11・8中央行動が行われ、全国から自治労連の仲間195人を含む1400人が参加しました。賃金引き上げを求め、府省前行動や請願デモ、国会議員要請を行いました。また、公務労組連絡会主催の公務公共職場で働く非正規労働者の集会も行われました。
18確定闘争に全力
嘱託一時金改善、給料表改悪は協議継続へ
岡山・倉敷市職労
▲確定交渉のなか、全員集会を開き、賃金引き上げを求める思いを確認しあいました
倉敷市職労は11月16日、賃金・一時金確定交渉に臨み、深夜まで続いた交渉は一定の改善と改悪案を継続協議とさせ、「大筋合意」としました。
春日部の学童保育を守れ
埼玉県学童保育指導員労組
▲春日部駅前で「春日部の学童を守ろう」と署名を訴えました
春日部市の学童保育事業(指定管理)を続けてきた社会福祉協議会が、赤字を理由に来年4月からの市の公募を突然辞退し、学童保育事業そのものと指導員160人の雇用がなくなるという問題が発生しており、埼玉県学童保育指導員労組が奮闘しています。
病院の統廃合を地域の力で押し返す
住みなれた場所で安心の医療を
第9回 地域医療を守る運動全国交流集会
▲東京・有明ビックサイトでの集会で各地のとりくみが報告され交流が行われました
自治労連も参加する「地域医療を守る運動全国交流集会」実行委員会は、11月23日、今年で9回目となる全国交流集会を東京・有明で開催。全体で155人、自治労連からは47人が参加しました。各地の状況と実践を交流し、住民の願いにもとづく地域医療を守り充実させる運動をすすめることを確認しました。
ぜったい止めよう改憲発議
11月3日国会前、全国で大行動
▲国会行動に1万8000人が参加して「改憲発議は許さない」と声があがりました
日本国憲法公布の日にあたる11月3日、「安倍改憲NO! 3000万人署名」を呼びかける全国市民アクションと総がかり行動実行委員会の共催による、「11・3国会前大行動」が行われ、国会周辺には1万8000人が集まりました。全国各地でも集会や行動が行われ、全国の自治労連の仲間が参加しました。
主張 消費税増税と社会保障
消費税増税に頼らない社会保障拡充を
安倍首相は来年10月からの消費税率10%引き上げを、予定通り実行すると明言しています。
当局による不当労働行為事件
市民と共同で勝利和解
神奈川 鎌倉市職労 鎌倉市政を市民と働く仲間に取り戻す会
▲解散総会では、多くの支援団体が駆けつけ勝利和解をよろこびあった
神奈川・鎌倉市当局による鎌倉市職労に対する不当労働行為事件は7月19日、中央労働委員会において和解が成立しました。
住み続けられる地域づくりへ新たな決意
地元の魅力再発見
第59回 地方自治研究愛媛県集会
▲午前に行われた「加計学園獣医学部施設見学」
愛媛・今治市内で10月21日、「第59回地方自治研究愛媛県集会」が行われ、商工業者や住民を含む128人の参加で成功しました。
「収束」見通せない原発事故
福島県本部 自治体キャラバンで懇談
▲今も避難が続いている双葉町との懇談
福島県本部は11月から県労連とともに自治体キャラバンにとりくんでいます。昨年に引き続き、県内全ての自治体を訪問し、地域経済の状況や当該自治体に働く職員の労働条件などについて懇談を深め、問題点を共有しています。
シリーズ18 いちから学ぶ仕事と権利
4月に上限規制が罰則付きに 各職場で労使協定を結ぼう
長時間労働規制ルール
人事院規則にも時間外労働の上限設定が設けられることになり、総務省は地方自治体に対して、これに準じた条例・規則改正を求めています。時間外労働規制は勤務条件の問題であり、労使交渉事項です。来年4月からの制度化にあたってあらためて学びます。
文化財は保護から活用へ
埋蔵文化財は人が生きてきた証
京都・宇治市職労 歴史まちづくり分会
▲史跡「宇治川太閤堤跡」の発掘調査現場で説明をする大野さん(写真中央)豊臣秀吉が宇治川・淀川につくらせた堤防で、当時の石積みの護岸施設が残っています
全国で歴史をいかしたまちづくりがとりくまれており、埋蔵文化財行政が担う役割は文化財の保護から活用へ広がりつつあります。あらためて埋蔵文化財行政の仕事と役割について、京都・宇治市学芸員の仲間に話を聞きました。
初出場で初優勝 滋賀 大津市労連チーム
熱戦を制して優勝へ
第30回自治労連全国スポーツ大会軟式野球(長崎市)
▲初優勝に笑顔かがやく大津市労連チーム
第30回自治労連全国スポーツ大会・軟式野球大会が、11月9~10日に長崎市内で開催されました。大会前日の雨が一転した秋晴れのなか、全国の予選を勝ち抜いてきた代表10チームが激闘をくり広げました。
今月の連載・シリーズ
11冊目
高野秀行 著
新潮社 2016年10月発行 四六判変型 350ページ 定価:1800円+税
第33録
〔52〕
Collection52
第83品
福島・郡山市職労 山内 恵美さん
おいしいんじゃこのトースト