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職場、自治体をこえてつながりが広がる 組合は魅力がいろいろ

佐賀自治労連 唐津市労連

▲「何かあったら職場の先輩に気軽に相談してね」

佐賀・唐津市労連では青年部のみなさんが新規採用職員を歓迎するための準備をすすめています。「職場や自治体の枠をこえて、互いに学び、励まし合いながら悩みを解決し、要求を実現することができるところが労働組合の魅力である」とアピールしながら組合加入を呼びかけています。

ようこそ職場へ 労働組合が応援します

唐津市労連の組合説明会は5月の新職員研修会に合わせて行われます。例年4月末に職場の先輩組合員が集まり、職場に配属された新採職員の様子を確かめ合いながら、一人ひとりへの声のかけ方から組合紹介のDVDづくりまで話し合って準備をすすめます。今年は「新歓DVDやパンフレットをポップに」という目標をかかげて、歓迎会も雰囲気を良くしようと工夫をこらします。

組合を通じて広がる人のつながり

電卓を相棒に会計課で奮闘する深川紗希さんは「『近い席』『近い年齢』を合言葉に積極的に声をかけています。組合員の4割が青年部員というのが唐津市労連の特徴で、それを魅力として推していきたい」「組合は職員のためにがんばってくれるし、悩みも言い合えて助けられているから大切」と目を輝かせます。

子育て支援課の池部克さんも「組合を通じて放課後児童クラブの職員とも知り合うことができた。処遇改善の問題でも、組合員同士だからこそ現場の率直な意見をぶつけてもらうこともできて、改善のための予算要求にも説得力が持てる」と仕事をする上でも組合員であることの重要性を、新採職員に訴えたいと教えてくれました。

みんなで学び、交流できるのが組合の魅力

「故郷に恩返しがしたい」と入職し市民課で働く磯﨑優紀・青年部長は「組合加入は、仲の良い同期が入ったからという軽い理由でした。昨年から部長になり、全国の会議や自治労連の青年・女性ステップセミナーに参加するなかで、自治体や青年をとりまく実情や労働組合のとりくみを知ってすごく刺激になっています」と学び交流できる組合の魅力を訴えます。

「唐津の魅力を伝えながら、子どもたちの成長に関わることを仕事としたい」と入職した市立幼稚園教諭の宮﨑麻未さんはステップセミナーに参加。「セミナーは他の自治体の様子を知ることができるよい機会だった。これを機に働きやすい職場になるように組合活動にかかわりたい。毎日がもっと楽しくなるよう一緒にとりくもう」と呼びかけるつもりです。

「あおプロ」でも盛り上がろう

磯﨑部長は、「いま、自治労連30周年事業として『あおプロ(青年未来づくりプロジェクト)』の九州ブロックの実行委員長もしているのですが、みんなが参加できる企画にしたいし、新採職員にも一緒に盛り上げようと呼びかけて組合加入につなげたい」と抱負を語ってくれました。

▲恒例の歓迎BBQで仲良くなろう

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