激闘の末、大逆転 大阪・堺市職労が初優勝
第31回 自治労連全国スポーツ大会 バレーボール大会in 高知
▲大接戦の決勝戦。自治労連特区連(右)のブロックをかわす堺市職労
第31回自治労連全国スポーツ大会・バレーボール大会が11月7~9日に高知県高知市で開催され、全国から14チームが集まり熱戦を繰りひろげました。
決勝では堺市職労(大阪)が、過去7回の優勝経験を持つ強豪・自治労連特区連(東京)を破り、初優勝に輝きました。
予選勝ち抜き準決勝戦
予選リーグは14チームが4ブロックに分かれてたたかい、勝ち抜いた倉敷市職労(岡山)と堺市職労、自治労連特区連と上尾市職労(埼玉)が準決勝戦で激突。堺市職労と自治労連特区連が相手チームをストレートで下し、決勝戦にコマをすすめました。
激闘!決勝戦
決勝戦序盤は特区連がリードするものの、中盤から点差が2点以上開かないほどの接戦になり、第1セットは21―19で特区連が先取。
第2セットも接戦のまま試合がすすみ、特区連のマッチポイント。堺市職労が得点しデュースに持ち込むと、続けて得点をあげ22―20で第2セットを奪い返します。
緊迫の第3セットは、両チームの声が飛び交うなか、試合のリードが1点差で移り変わり、最後まで予断を許さない展開に。17―17から堺市職労の益田愛弥選手が繰り出すジャンプサーブと強烈なスパイクに特区連は追加点をあげられず、堺市職労が21―18で第3セットをもぎ取り、ゲームセットとなりました。
敗れた特区連の熊倉美穂子主将は「3年ぶりの優勝をめざしリベンジに燃えていましたが、くやしいです。この大会が大好きなので、また来年も出場できるようがんばります」と話してくれました。
▲大阪に初優勝をもたらした堺市職労チーム
「予選では特区連のたたかいを見ることができなかったので不安でしたが、やるしかないと思いました。やっぱり強かった…でも優勝しか見えていませんでした」と、田中茜選手と笑顔で語る益田愛弥選手。