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Collection9 持続可能な地域社会づくりに寄与する木頭(きとう)ゆず

まちコレ2015年1月号 Vol.494

木頭ゆず

持続可能な地域社会づくりに寄与する木頭(きとう)ゆず

徳島県那賀郡那賀町木頭
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▲木頭ゆず。鋭いトゲがあって猿が近づけません

 5カ町村が合併した那賀町(ながちょう)の旧木頭村は、ゆずの生産地で、文化庁文化的景観保全地域に指定されています。木頭ゆずは味と香りの良いことでも知られ、朝日農業大賞などを受賞し、JAは昨年、EU諸国向けに輸出の商談も成立させました。木頭ゆずは有機JAS認証で認められている農薬も動物性肥料さえも使わない、自然循環型農法で栽培しています。

 旧木頭村ではIターン・Uターンの人が木頭ゆずで地域を活性化しようとがんばっています。

 大型公共事業に頼らず、環境保護、雇用促進そして持続可能な地域社会を作ることを理念に、96年発足以来がんばってきたのが「株式会社きとうむら」です。株の大半を地域住民が保有。JICA(独法国際協力機構)で働いていた人の力もあり、販路は世界規模に広がっています。

【まちコレメモ】
㈱きとうむら
住所:那賀町木頭出原字ヨコマチ23―2
電話:0884―68―2212

わが町自慢の食・物産など大募集中!
j.nakama@jichiroren.jp

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▲木頭ゆず製品