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〔24〕発展途上の私たちです

かがやきDAYS2016年5月号 Vol.510

発展途上の私たちです

大阪・枚方市職労 丸橋佑里奈さん、中野裕子さん、川口友里さん
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▲左から、丸橋佑里奈さん、中野裕子さん、川口友里さん

 枚方市の保育所で働く中野裕子さん、丸橋佑里奈さん、川口友里さんの3人は、保育所の仲間で作っている太鼓サークル「結(ゆい)」の期待の星です。

 「結」は30年ほど前に保育所の大先輩が作ったサークルで、OBも含め約30人が参加しています。3人が「結」に入ったのは、「3、4年前に、毎年市職労が中心となってとりくむ『こどもまつり』で司会を任されたとき、オープニングで『結』が演奏して、『むっちゃ、カッコいい』、入れてもらおうと思ったんです」と話すのは、丸橋さん。

 川口さんも「職場の先輩もいて、同期を誘いました」。「はじめは職場の所長とか大先輩のなかに入って緊張しました。でも、私たち若者が入って、一生懸命教えて下さる先輩に感謝しています。『次はあなたたちがつないでね』との期待を感じます」と中野さん。今では職場と違う面でのつながりができ、いろいろなことを話せるようになったそうです。

 地域の老人会などで演奏し、「お年寄りから『元気をもらったよ』と声をかけられたときには、励みになります」と丸橋さんは話します。

 太鼓の練習は仕事が終わってから公民館に集まります。「仕事が終わってからの練習はしんどくないですか」と聞くと、「仕事が大変な時も、太鼓をたたくとスッキリするし、職場の話もいっぱいできるよね」。中野さんの言葉に2人は深くうなずきます。

 保育所でも年長さんが夏祭りなどで太鼓の演奏をすることが多く、子どもたちにも太鼓の楽しさを伝えていきたいと照れながら話してくれました。

「おきプロNEXT」から青年部再建へ

 3人は昨年再建された枚方市職労青年部の役員もしています。毎回の練習に参加できないこともあり、「打てる演目がまだまだ少ないので、練習していかないと。発展途上なんです」と口をそろえて話します。

 「『おきプロNEXT』では、参加者の多さに驚き、現地で見たエイサーに感動しました。いつかはやってみたい」と川口さんは熱く語ります。

 「目標があると頑張れるので、ぜひ自治労連で太鼓の祭典などを企画して下さい。その時には出てみたい」と期待の3人は目を輝かせ語ってくれました。

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▲1人で太鼓の前でばちを持っている川口さん
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▲「こどもまつり」で初めてステージに立った時の写真