4冊目 歌舞伎オン・ステージ 全26巻
2018年4月号 Vol.533
4冊目
歌舞伎オン・ステージ 全26巻
※写真は11巻 『天衣紛上野初花(くもにまごううえののはつはな)』
昨年から歌舞伎界では襲名がつづき話題になっています。劇場に足を運ぶことができなくても、テレビ放送や動画サイトなどで観劇する機会もあります。でも、独特のセリフまわしや、何幕もある長編作品の一部だけを上演することも多く、わかりづらいこともあります。
この資料は、最初にあらすじが紹介され、脚注のつけられた脚本、巻末に収録されたその舞台を演じた役者の芸談とあわせて理解を助けてくれます。
*全26巻のうちよく上演される代表的な演目の例では義経千本桜(21巻)、東海道四谷怪談(18巻)、菅原伝授手習鑑(16巻)、仮名手本忠臣蔵(8巻)、勧進帳(10巻)などがあります。
白水社 B6判