子どもたちに充実した支援を
根室市児童館 指導員労組
▲指導員労組のみなさんと中村有子委員長(前列右から2人目)
根室市児童館指導員労組は、慢性的な指導員不足が続くなか、2017年11月にキャリアアップ処遇改善事業(厚生労働省の放課後児童健全育成事業要綱の賃金改善に必要な費用の一部補助)を活用して指導員報酬改善を求める要求書を教育委員会へ提出しました。
2018年4月から、放課後児童支援員認定研修修了者(年2回の受講・費用は当局負担)への月額1万円支給を実現しました。中村有子委員長は、「当初はなかなか要求が実現できませんでした。北海道自治労連や根室市労連からの支援もあり、学童保育研究集会にも参加し、職場の働き方に向き合うようになりました」と振り返ります。
賃上げを勝ち取れたことに、「役員・組合員の意識が変わり、これまで1、2年で役員を交代してきましたが、書記長をはじめ役員が継続しています」と話します。
今年4月からの会計年度任用職員制度では、パートまたはフルタイムの選択制となり、65歳まで原則公募によらず更新できます。昇給も当初の10年上限から15年へ組合の力で拡大しました。
根室の未来をつくる子どもたちを守り育てるため今年もがんばります。