[賃金アップ] 労働者、[単価改善] 下請け企業に還元を トヨタ総行動
大企業 トヨタ ため込んだ内部留保は25.5兆円
▲「内部留保を社会に還元せよ」と300人の仲間が集まりました
内部留保をため込み続ける大企業に社会的責任を果たさせ、すべての労働者の賃金を引き上げようと、2月11日に第41回トヨタ総行動が行われ、自治労連の仲間も含め約300人が参加しました。
トヨタ総行動は、愛知春闘共闘委員会や愛労連などで構成する実行委員会が主催し、グローバル企業の象徴であるトヨタ自動車株式会社をはじめとしたグループ企業、関連企業に対して、中小企業への単価切り下げを許さず、「内部留保を活用し社会に還元せよ」と毎年春闘決起の場として行われています。
JR名古屋駅で「8時間働けば人間らしく暮らせる賃金に」と書いた横断幕をかかげてチラシを配布。その後、名古屋駅からミッドランドスクエア周辺をデモ行進して「賃金上げろ」「最賃上げろ」と軽快な音楽に合わせてコールし、市民にアピールしました。
行動に参加した愛知・岩倉市職の用松(もちまつ)寛秋さんは「最初は不安でしたが、多くの仲間たちを見て心強く思い、不安が吹き飛びました。民間給与が上がれば人勧で公務員の給与も上がる。同じ労働者として一緒にたたかいたい」と語りました。