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最低賃金生活体験にチャレンジ

賃金引き上げの重要性を実感 愛知県本部

▲全国一律最賃制度実現をめざす学習決起集会&最賃体験スタート集会

自治労連愛知県本部では、最低賃金の大幅引き上げを求めるとりくみを20国民春闘の柱として位置付けて、愛労連(愛知県労働組合総連合)主催の「最低賃金生活体験」に青年を中心に122人が参加しました。

愛知県最低賃金額926円の月額換算約16万円から税金や社会保険料、家賃光熱費を差し引いた約8万5000円で、2月の1カ月間を過ごしました。

参加した蒲郡市職の杉浦智海さんは「実家暮らしで朝昼食代はかかりませんでしたが、車は生活必需品で、ガソリン代は1万5000円ほどかかります。さらに職場の旅行があり、5万円オーバーして目標内に収めることはできませんでした。今の最低賃金では人付き合いもせず、服も買わず、趣味もあきらめてくらすことです」と最低賃金を引き上げる重要性を実感しました。

体験結果は愛労連でまとめられ、6月から最低賃金改定の検討を始める中央と地方の最低賃金審議会へ提出されます。

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