地域医療を守れ 住民の切実な声が署名に
424病院再編問題 香川 さぬき市民病院労組
▲外来で待つ人たちに声をかけて署名活動
さぬき市民病院をはじめ香川県内4つの病院が国から再編を名指しされるなか、さぬき市民病院労組は、自治労連香川県事務所や社保協、地域住民とともに主催する「地域医療と公立・公的病院を守る学習会」に参加しながら、国の病院再編撤回を求める署名活動にとりくみました。
病院の外来ホールで非番者が中心となり、のべ28人が参加。「医療が必要になる高齢者が増えているのに、病床削減や病院の統合・縮小はおかしい」と2月17~21日の5日間で、1007筆の署名が集まりました。
活動に参加した組合員からは「自己紹介をして署名の内容と必要性を説明することで99%の人が協力してくれた。国の医療に対する方針に疑問や不満を持っている人がほとんど」と手ごたえを感じたそうです。
市民病院労組の植村丞彦書記長は、「市民病院に対する生の声を聞けたことは大変意義深い。今回のとりくみを組合員一人ひとりに広げて、春闘での要求実現とともに、病院を守っていきたい」と決意を語りました。