現場は待ったなし 厚労省の役割はたせ
急がれる物資の確保 厚生労働省へ緊急要請
▲緊急の要請書を手渡す高柳京子自治労連副中央執行委員長(右)
自治労連は、4月1日と15日に、新型コロナの感染拡大にともなう職場の実態を伝えるとともに、国の責任による人員予算の拡充や、マスク・消毒液などの物資確保、職員のメンタルヘルス対策など緊急的要望を厚生労働省に要請しました。
15日の要請では、高柳京子自治労連副中央執行委員長が、「いま現場の状況と国の対応が、完全にかみ合っていない。現場では待ったなしの状況だ。この危機的状況を解決するのが、厚労省の役割だ」と強く訴えました。
また、医療、公衆衛生、社会福祉、保育、学童保育の各分野からの現場の実態や切実な要望を伝え、「一分一秒でも早い対応を求める」と迅速な対応を求めました。
対策を求め全国から緊急要請FAX
自治労連からの要請内容に対して、厚生労働省は、「努めてまいりたい」と通り一遍に答えたことに対して自治労連の要請団からは怒りの声があがりました。
自治労連は厚労省に対して、すみやかな対策を求める緊急要請FAXを実施し、すでに多くの各地方組織や単組、支部から声が届けられています。