コロナに乗じた改憲NO!
5・3 憲法集会
▲5月3日に国会前で行われた集会をネット配信
改憲許すなの声を配信 ネット上で憲法集会
憲法記念日の5月3日、例年行われた各地での集会やデモ・パレードが中止となるなか、「許すな、安倍改憲発議! 平和といのちと人権を!5・3憲法集会」実行委員会は、国会正門前での主催者・賛同者の発言をインターネット上で配信し、「改憲発議をやめさせよう」と全国に呼びかけました。
憲法学者の稲(いな)正樹・国際基督教大学教授は「憲法における政治はいのちとくらしを守ることです。家に居ろと言うなら補償をしろ。安倍首相は憲法に緊急事態条項を入れろと言うが、これは不要不急の火事場泥棒。安倍政権とたたかうみなさんと最後まで連帯します」と訴えました。
危ない国民投票法改正 予断許さぬ憲法審査会
5月28日に衆議院憲法審査会で国民投票法改正案について議論が行われました。審査会を傍聴した小原徹也・自治労連中央執行委員は「自由討論としてCM規制の問題が指摘される一方、改憲を望まない国民の声が紹介された。6月も審査会日程が予定されていて、採決強行などの可能性もあり、予断は許されない。地域と職場で憲法いかせの声をさらに広げることが重要だ」と語りました。
▲発言する稲正樹教授